基本情報
- 系統・区分
- 在来・長形
- 熟期
- 晩生
- 育てやすさ
- ★★★☆☆(5 段階で 3)
種蓮で栄養繁殖。長めの根茎になりやすい在来系。粘りと食味があり、栽培は水田向き。
概要説明
備中は岡山県の旧国名を冠した在来のれんこんで、日本のれんこん品種の中で「在来種」の代表として扱われてきた系統です。中国種に比べて根茎が細長く、節がやや長い。肉質は緻密でもっちりとした粘りとほのかな甘みがあり、加熱するとねっとりした食感になるため、煮物やれんこん餅、すりおろして揚げる料理に向きます。徳島の阿波れんこんや石川の加賀れんこんなど、粘りを売りにする産地で栽培の基礎になった系統でもあります。生育は晩生で、4 月に種蓮を植え付け、10 月以降に葉が枯れてから収穫。中国種より節が深く潜るため掘り上げに手間がかかります。家庭で育てる場合は、深さ 30 センチ以上の大型のたらいや発泡スチロール箱で 1〜2 節を植え、水を切らさず日当たりのよい場所で育てます。花も楽しめます。
備中の特徴
- 日本の在来系れんこんの代表格
- 根茎が細長く節がやや長い
- 肉質が緻密で粘りともっちり感がある
- 晩生で 10 月以降に収穫
- 深く潜るため掘り上げに手間がかかる
向いている使い方
- 煮物・れんこん餅
- すりおろして揚げ物・団子
- たらい・大型容器での家庭栽培
れんこんの育て方を項目ごとに読む
栽培カレンダー・作業のタイミング・病害虫は品種に関わらず共通です。まとめはれんこんの育て方に、項目ごとの解説は次のページにあります。
- れんこんの種蓮根の植え付け — れんこんは春に種蓮根を寝かせて植えます。芽を折らないことと、水を張れる容器を先に用意することが要になります。
- れんこんの容器で育てる — れんこんは家庭でも容器で作れます。大きさと深さ、そして水が抜けない構造を選べば、ベランダでも収穫できます。
- れんこんの水管理と追肥 — れんこんの世話は水を絶やさないことと、夏に二回肥料を足すことに尽きます。水面にまく肥料は藻になります。
- れんこんの月別の作業 — れんこんは春に植えて冬に掘る作物です。水深と肥料を切り替える時期を月ごとに押さえておくと迷いません。
- れんこんの病害虫と障害 — れんこんの不調は、葉を食べる虫と水の傷みが二本柱です。水の中の様子まで含めて原因を切り分けます。
- れんこんの収穫と保存 — れんこんは葉が枯れてから掘ります。掘り方を間違えると節を折るので、手で探りながら進めるのが確実です。
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