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🥕 野菜・果菜

れんこんの育て方|栽培方法と収穫までのコツ

水を張った容器や田で育てる水生作物です。家庭では大型のプランターやたらいで栽培でき、春に種れんこんを植えると秋に掘り上げられます。水を切らさないことと、肥料切れさせないことが要点です。

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れんこんの写真

科: ハス科属: Nelumbo日当たり: 日なた水やり: 常に水を張る耐寒性: 強い(水中で越冬)

栽培カレンダー

関東地方の目安です。地域と品種で前後します。実際の日付は記録に残しましょう。

播種・育苗生育収穫

9月のれんこんは「生育」の時期です。 9月の畑仕事を見る

れんこんの月別の作業を詳しく見る

れんこんを詳しく知る

項目ごとに 1 ページで掘り下げています。いま知りたいところから読んでください。

記録しておきたいタイミング

植え付け日と容器の大きさ

深さ30cm以上の容器が必要です。日付と容器の情報を残すと、収穫時の大きさと比べられます。

立ち葉が出た日

水面に浮く浮き葉のあと、立ち上がる葉が出ると生育が本格化します。日付を残しましょう。

収穫日

葉が枯れてから掘り上げます。日付と節の数を残しましょう。

れんこんの種蓮根の植え付けを詳しく見る

収穫までのコツ

れんこんを育てるうえで、うまくいくかどうかを分ける勘所です。暦や病害虫の前に、ここだけ押さえておくと結果が変わります。

容器は直径60cm以上を選ぶ

地下茎が横へ1m以上伸びるため、狭い器では先が壁に当たって細い芋しかできません。たらいやトロ舟など広く浅い容器が向きます。

種れんこんは芽を上に浅く置く

先端の成長点は折れやすく、深く押し込むと伸びません。泥の表面から5cmほどの位置に、芽を斜め上へ向けて寝かせます。

水は泥の上5〜10cmに保つ

水位が下がると泥が締まり、地下茎が前へ伸びません。夏は毎日減るので朝に足し水をし、一定の深さを保つことが太らせる要点です。

立ち葉が出たら泥に追肥する

立ち葉が伸びる頃から地下茎の肥大が始まり、養分の要求が高まります。油かすなどを泥に押し込むと、水を汚さず根まで届きます。

葉が枯れてから泥を探って掘る

地上部が枯れると養分が地下茎へ移り終わります。11月以降に手で泥を探り、節の先端を折らないよう横から掘り出します。

れんこんの収穫と保存を詳しく見る

れんこんの栽培をはじめるのに用意するもの

これから育てるなら、まず次の 4 つがあれば始められます。作業ごとに要るものは、各解説のページにまとめています。

買わなくてよいもの・代わりになるもの
  • 道具のセット買いは要りません。使う場面が来てから 1 つずつ足すほうが無駄になりません。
  • 苗から始めるなら、種まき用の資材は要りません。

れんこんの病害虫(13

症状・予防・対処が分かっているものを、重要度の高い順に並べています。「一般的な内容」と付いているものは、この作物にかぎった記述がまだ無く、病害虫そのものの説明を出しています。

うどんこ病

病気一般的な内容

症状 はじめ葉表に白い斑点が点在し、やがて葉全体が白い粉状に覆われる。進行すると葉が黄化・褐変して枯れ上がり、光合成が落ちて生育と収量が低下する。

予防 日当たりと風通しを確保し、混み合った下葉やわき芽を早めに整理する。窒素過多の軟弱徒長を避け、抵抗性品種を選ぶと発生を抑えやすい。

対処 初発の葉は見つけ次第切除して株外へ持ち出す。まん延前に登録のある殺菌剤を葉裏まで丁寧に散布し、同一系統の連用を避ける。

病原・原因(この病名で報告のあるもの): Blumeria graminis f. sp. hordei、Blumeria graminis f. sp. secalis、Blumeria graminis f. sp. tritici ほか59

褐斑病

病気一般的な内容

症状 葉に淡褐色〜灰褐色の小斑点ができ、拡大して不整形の病斑となる。病斑が融合すると葉全体が枯れ、株の勢いが急落する。

予防 換気と除湿で葉の濡れ時間を短くし、密植を避ける。被害葉と残さは早めに処分し、連作ほ場では品種と作型を見直す。

対処 初発を見たら病葉を除去し、登録のある殺菌剤を葉裏まで散布する。耐性菌が出やすいので同一系統の連用は避ける。

病原・原因(この病名で報告のあるもの): Acidovorax avenae subsp. cattleyae、Alternaria alternata、Alternaria dauci ほか57

炭疽病

病気一般的な内容

症状 葉や果実に淡褐色〜黒褐色の円形病斑ができ、中央がややくぼんで輪郭がはっきりする。湿ると病斑上に鮭肉色の粘質な胞子塊がにじみ出る。

予防 雨よけと敷きわらで泥はねを防ぎ、風通しをよくする。被害残さは土中にすき込まず処分し、無病苗を用いる。

対処 病斑のある葉・果実は早めに摘み取って処分する。梅雨期は登録のある殺菌剤を降雨の前後に散布して感染を抑える。

病原・原因(この病名で報告のあるもの): Colletotrichum Colletotrichum gloeosporioides、Colletotrichum acutatum、Colletotrichum aenigma ほか66

灰色かび病

病気一般的な内容

症状 花や果実、葉に水浸状の褐色病斑ができ、表面に灰色のふわふわしたかびを密生する。果実は軟腐して落果し、収穫後も貯蔵中に腐敗が進む。

予防 咲き終わった花弁や枯れ葉をこまめに取り除き、湿気のこもらない株間を保つ。雨よけと換気で結露を減らすと効果が高い。

対処 発病部位は胞子を飛ばさないよう静かに袋へ入れて処分する。多湿期には登録のある殺菌剤を予防散布し、耐性菌回避のため系統を替える。

病原・原因(この病名で報告のあるもの): Botryotinia fuckeliana、Botrytis cinerea、Botrytis galanthina ほか2

斑点病

病気一般的な内容

症状 下葉から褐色〜灰白色の小さな円形病斑が現れ、中央が灰色になって黒い小粒点を伴う。病斑が増えると葉が黄化して早期に落葉する。

予防 被害残さを畑に残さず処分し、種子伝染を避けるため健全な種子を用いる。泥はねを防ぎ、連作を避けて風通しを確保する。

対処 発病葉は摘除して持ち出す。多雨期には登録のある殺菌剤を予防的に散布し、下葉から順に薬液がかかるようにする。

病原・原因(この病名で報告のあるもの): Acroconidiella tropaeoli、Alternaria azukiae、Alternaria dianthi ほか80

れんこんの病害虫と障害を詳しく見る

記録されている病名(8

農研機構の日本植物病名データベースに、この作物で報告のある病名です。症状の記述はこれからです。

乾腐病斑葉病条斑病腐敗病腐敗細菌病葉腐病褐紋病黒皮線虫病

よくあるトラブル

葉は出るのに芋が太らない

肥料不足か日照不足、容器が浅いのが原因です。月1回の追肥と、日当たりの良い場所を選びます。

水が腐って臭う

水が古くなっています。夏は月に1〜2回、上澄みを入れ替えます。

アブラムシが葉につく

立ち葉につきます。水で洗い流すか、被害葉を取ります。

品種一覧(12

Gadenin の作物マスタに登録されているれんこんの品種です。アプリで Plant を登録するときに候補として出てきます。

3

4

2

1

その他2

れんこんの動画ランキング

れんこんを扱う園芸 YouTube を、再生数の伸びで毎日集計しています。育て方を動画で確かめたいときに。

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この作物でよく出る用語

本文に出てくる言葉の意味は、園芸用語集で短く説明しています。

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作物名に「れんこん」と打つだけで品種候補が出ます。定植日を入れれば経過日数が自動で表示され、写真とメモを積み重ねるだけで栽培ヒストリーができあがります。

ベランダの一鉢でも、市民農園でも、出荷用の圃場でも使い方は同じです。株数や品種を分けて管理できるので、家庭菜園・園芸の記録としても、農作業の記録としてもそのまま使えます。

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