基本情報
- 系統・区分
- 豆類・大豆・北陸/豆腐
- 生産者
- 農研機構系
- 熟期
- 中生
- 種類
- 固定種
- 育てやすさ
- ★★★★☆(5 段階で 4)
種子繁殖。豆腐用として知られる大豆。倒伏・病害管理が重要。
概要説明
エンレイは、1971年に長野県で育成された大豆で、北陸から東北南部にかけて長く作られてきた豆腐用の代表品種です。粒は中の大サイズの白目で、たんぱく質が高く、豆腐にすると固まりがよく味が濃いため、国産大豆豆腐の原料として定着しています。味噌にも向きます。北陸や長野では5月下旬〜6月上旬まきに合う中生の品種で、10月に収穫します。草丈は60〜70センチで分枝が多く、莢の着きがよい一方、肥料が多いと草丈が伸びて倒れやすくなるので、元肥は控えめにします。倒れると莢が地面に触れて傷むため、株元に土寄せをして支えます。家庭菜園では若い莢を枝豆として9月に食べることもでき、味が濃いです。開花期の乾燥で莢の着きが落ちるので水切れさせず、カメムシの吸汁は開花後の防虫ネットで防ぎます。ダイズモザイクウイルスにかかると葉が縮れ粒が汚れるので、アブラムシを防ぐことが対策になります。葉が落ちて莢が乾いた頃に株ごと刈り取り、追熟乾燥させてから豆を外します。連作を嫌うので2〜3年は空けます。
エンレイの特徴
- 北陸〜東北南部の豆腐用の代表品種
- 粒は中の大サイズの白目でたんぱく質が高い
- 5月下旬〜6月上旬まき10月収穫の中生
- 肥料が多いと倒れやすいので元肥は控えめに
- アブラムシ経由のウイルス病に注意
向いている使い方
- 豆腐・味噌
- 煮豆・五目豆
- 9月の枝豆どり
大豆の育て方を項目ごとに読む
栽培カレンダー・作業のタイミング・病害虫は品種に関わらず共通です。まとめは大豆の育て方に、項目ごとの解説は次のページにあります。
- 大豆の種まきと鳥よけ — 大豆は六月にまくと梅雨の水で確実に芽が出ます。まいた直後の鳥よけと、一か所三粒まきが立ち上がりを決めます。
- 大豆の水やりと追肥 — 大豆は肥料より水が要ります。特に花が咲いてから莢がふくらむ一か月の乾きが、収穫量を大きく左右します。
- 大豆の月別の作業 — 大豆は半年近く畑を使う作物です。六月の種まきから十一月の脱穀まで、月ごとにやることを一覧にします。
- 大豆の病害虫と障害 — 大豆の被害はほとんどがカメムシと葉を食べる幼虫です。莢がふくらむ時期に集中して見回れば被害は抑えられます。
- 大豆の収穫の見きわめ — 大豆の収穫は莢がはじける直前が勝負です。振って音がするころを目安に、晴れの日に株ごと刈り取ります。
- 大豆の乾燥と脱穀 — 刈った大豆は二週間ほど干してから脱穀します。乾かし方と保存の仕方で、翌年まで虫が付くかどうかが決まります。
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この品種を記録すると
アプリで作物に「大豆」、品種に「エンレイ」と入れて記録を始めると、定植日からの経過日数と、写真・作業のメモが品種ごとに積み上がります。同じ品種を育てた去年の自分と見比べられるのが、品種を分けて記録するいちばんの利点です。
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