基本情報
- 系統・区分
- 豆類・大豆・在来/千葉
- 生産者
- 千葉県在来
- 熟期
- 晩生
- 種類
- 固定種
- 育てやすさ
- ★★★★☆(5 段階で 4)
種子繁殖。千葉県君津地域の在来大豆。枝豆・煮豆向きにも扱われる。
概要説明
小糸在来は、千葉県君津市の小糸川流域で古くから作られてきた在来の大豆で、地域の農家が自家採種でつないできた地方品種です。粒は中粒でやや扁平、甘みが強く、枝豆にすると濃厚な味と香りがあり、10月下旬〜11月上旬の短い期間だけ出回る「幻の枝豆」として直売所で人気があります。完熟豆は煮豆や豆腐、味噌にも向き、甘みが際立ちます。晩生の品種で、千葉では7月上旬〜中旬にまき、10月下旬に枝豆、11月下旬に完熟豆を収穫します。草丈は70〜80センチで分枝が多く、草勢が強いので株間を40センチほど取ります。早くまくと草丈ばかり伸びて莢が着きにくくなるので、7月まきを守ります。在来種なので種は君津市周辺の直売所や生産者グループ経由での入手が中心ですが、固定種なので一度手に入れれば自家採種でつなげられます。開花期の乾燥で莢の着きが落ちるので水切れさせず、カメムシが莢を吸うと粒が傷むので開花後は防虫ネットで防ぎます。連作を嫌うので2〜3年は同じ場所を避けます。
小糸在来の特徴
- 千葉県君津市の在来大豆で自家採種でつながれてきた
- 枝豆にすると甘みと香りが濃厚で幻の枝豆と呼ばれる
- 完熟豆は煮豆・豆腐・味噌にも向く
- 晩生で7月まき10月下旬に枝豆、11月下旬に完熟
- 種は地域の直売所や生産者経由が中心
向いている使い方
- 10月下旬の枝豆
- 煮豆・豆腐・味噌
- 自家採種できる在来種
大豆の育て方を項目ごとに読む
栽培カレンダー・作業のタイミング・病害虫は品種に関わらず共通です。まとめは大豆の育て方に、項目ごとの解説は次のページにあります。
- 大豆の種まきと鳥よけ — 大豆は六月にまくと梅雨の水で確実に芽が出ます。まいた直後の鳥よけと、一か所三粒まきが立ち上がりを決めます。
- 大豆の水やりと追肥 — 大豆は肥料より水が要ります。特に花が咲いてから莢がふくらむ一か月の乾きが、収穫量を大きく左右します。
- 大豆の月別の作業 — 大豆は半年近く畑を使う作物です。六月の種まきから十一月の脱穀まで、月ごとにやることを一覧にします。
- 大豆の病害虫と障害 — 大豆の被害はほとんどがカメムシと葉を食べる幼虫です。莢がふくらむ時期に集中して見回れば被害は抑えられます。
- 大豆の収穫の見きわめ — 大豆の収穫は莢がはじける直前が勝負です。振って音がするころを目安に、晴れの日に株ごと刈り取ります。
- 大豆の乾燥と脱穀 — 刈った大豆は二週間ほど干してから脱穀します。乾かし方と保存の仕方で、翌年まで虫が付くかどうかが決まります。
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この品種を記録すると
アプリで作物に「大豆」、品種に「小糸在来」と入れて記録を始めると、定植日からの経過日数と、写真・作業のメモが品種ごとに積み上がります。同じ品種を育てた去年の自分と見比べられるのが、品種を分けて記録するいちばんの利点です。
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