カブ品種固定種
カブ「金町小蕪」の特徴と育て方|小カブ(固定種)・早生
かなまちこかぶ
金町小蕪は、明治から大正にかけて東京の葛飾金町で選抜された小カブの固定種で、現在の一代交配の小カブの多くがこの系統を元に作られた、日本の小カブの原点といえる品種です。
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基本情報
- 系統・区分
- 小カブ(固定種)
- 熟期
- 早生
- 収穫までの日数
- 約 45 日
- 種類
- 固定種
- 育てやすさ
- ★★★★★(5 段階で 5)
概要説明
金町小蕪は、明治から大正にかけて東京の葛飾金町で選抜された小カブの固定種で、現在の一代交配の小カブの多くがこの系統を元に作られた、日本の小カブの原点といえる品種です。根は直径 5〜6 センチの扁円形で肌は白く、肉質はきめ細かくやわらかく、甘みがあって辛味が少ないので、浅漬けや塩もみ、煮物に向きます。葉は切れ込みのある濃緑で、葉付きのまま漬物にすると根と葉の両方の食感を楽しめます。播種後 40〜50 日で収穫でき、春まき・秋まきに対応しますが、固定種のため一代交配種より根のそろいはやや劣り、春まきでは早まきするととう立ちしやすいので 3 月下旬以降にまきます。深さ 15〜20 センチのプランターで育ち、条間 15 センチのすじまきで株間 10 センチに間引きます。金町小蕪は江戸東京野菜として復活栽培もされている歴史ある品種で、耐病性の改良は入っていないので、アブラムシの防除と連作回避を行い、根が直径 5 センチになったら順次抜いて す入りを防ぎます。
金町小蕪の特徴
- 東京葛飾金町で選抜された小カブの原点となる固定種
- 直径 5〜6 センチの白い扁円形
- 肉質がきめ細かく甘みがあり辛味が少ない
- 播種後 40〜50 日、春秋にまける
- 一代交配種よりそろいはやや劣り、早まきするととう立ちしやすい
向いている使い方
- 浅漬け・塩もみ
- 煮物・汁の実
- 葉付きの漬物
- 江戸東京野菜の栽培
カブの他の品種と比べる
空欄は記録が無い項目です。耐病性の空欄は「弱い」という意味ではありません。品種名を押すとその品種のページに移ります。
| 品種 | 熟期 | 収穫まで | 種類 | 耐病性 | 種苗会社 |
|---|---|---|---|---|---|
| 金町小蕪 このページ | 早生 | 約 45 日 | 固定種 | — | — |
| 温海かぶ | 中生 | 約 65 日 | 固定種 | — | — |
| あやめ雪 | 早生 | 約 45 日 | F1 | — | サカタのタネ |
| 大野紅かぶ | 中生 | 約 65 日 | 固定種 | — | — |
| 金町小かぶ | 早生 | 約 45 日 | 固定種 | — | — |
| 木曽紅かぶ | 中生 | 約 65 日 | 固定種 | — | — |
| 京千舞 | 晩生 | 約 75 日 | F1 | — | タキイ種苗 |
| 聖護院かぶ | 晩生 | 約 85 日 | 固定種 | — | — |
| 耐病ひかり | 中早生 | 約 45 日 | F1 | — | タキイ種苗 |
| 津田かぶ | 中生 | 約 65 日 | 固定種 | — | — |
| 天王寺かぶ | 中生 | 約 55 日 | 固定種 | — | — |
| 飛騨紅かぶ | 中生 | 約 65 日 | 固定種 | — | — |
| 日野菜 | 中生 | 約 65 日 | 固定種 | — | タキイ種苗 |
「金町小蕪」でよくある質問
カブ「金町小蕪」はどんな品種?
金町小蕪は、明治から大正にかけて東京の葛飾金町で選抜された小カブの固定種で、現在の一代交配の小カブの多くがこの系統を元に作られた、日本の小カブの原点といえる品種です。根は直径 5〜6 センチの扁円形で肌は白く、肉質はきめ細かくやわらかく、甘みがあって辛味が少ないので、浅漬けや塩もみ、煮物に向きます。
カブ「金町小蕪」の収穫までの日数・熟期は?
熟期は早生、収穫までの目安は約 45 日です。種まき・植え付けの時期は作物共通なので、カブの育て方のページで確かめてください。
カブ「金町小蕪」は固定種? 自家採種できる?
固定種です。性質が安定しているので、自家採種した種からも同じ性質の株が育ちます。
カブの他の品種との違いは?
金町小蕪は早生・約 45 日。同じカブには 温海かぶ (中生・約 65 日)、あやめ雪 (早生・約 45 日)、大野紅かぶ (中生・約 65 日) など 12 品種 があります。熟期・収穫までの日数・耐病性を比較表で並べています。
カブ「金町小蕪」はどんな使い方に向く?
浅漬け・塩もみ、煮物・汁の実、葉付きの漬物、江戸東京野菜の栽培に向きます。
カブの育て方を項目ごとに読む
栽培カレンダー・作業のタイミング・病害虫は品種に関わらず共通です。まとめはカブの育て方に、項目ごとの解説は次のページにあります。
- カブの種まきと間引き — カブは種まきから収穫まで四十日から六十日の速い作物です。まき方と三回の間引きで、割れずに丸い根ができます。
- カブの水やりと追肥 — カブは水の変化に弱く、乾いたあとに急に湿ると根が割れます。追肥は間引きに合わせて二回まででよく、多すぎると葉ばかり茂ります。
- カブの月別の作業 — カブは種まきから四十日から六十日で穫れる速い作物です。春まきと秋まきそれぞれの月ごとの作業を表にまとめました。
- カブの病害虫と障害 — カブの被害は虫の食害と根の割れがほとんどです。まいた直後の防虫ネットと水の管理で大半が防げます。
- カブの収穫と保存 — カブは適期を過ぎると割れや空洞が出ます。直径を目安に採り切り、葉と根を分けて保存します。
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この品種を記録すると
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