カブ品種固定種
カブ「飛騨紅かぶ」の特徴と育て方|赤かぶ・地方在来・中生
ひだべにかぶ
飛騨紅かぶは、岐阜県の飛騨地方で明治時代から作られてきた赤カブの在来品種で、飛騨高山の名物である赤かぶ漬けの原料として知られる地方品種です。
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基本情報
- 系統・区分
- 赤かぶ・地方在来
- 熟期
- 中生
- 収穫までの日数
- 約 65 日
- 種類
- 固定種
- 育てやすさ
- ★★★★☆(5 段階で 4)
赤皮の地方品種。漬物向きで地域性が強い。
概要説明
飛騨紅かぶは、岐阜県の飛騨地方で明治時代から作られてきた赤カブの在来品種で、飛騨高山の名物である赤かぶ漬けの原料として知られる地方品種です。根は直径 8〜10 センチの扁円形で、皮は鮮やかな紅紫色、中は白く、肉質は緻密でやや硬め、甘みがあってほのかな辛味を持ちます。塩漬けや酢漬けにすると皮の色が肉に移って全体が赤紫に染まり、飛騨の家庭では葉ごと漬け込む赤かぶ漬けや、乳酸発酵させた漬物が冬の常備菜になっています。播種後 60〜70 日で収穫でき、寒冷な飛騨地方に合った品種なので、9 月上中旬の秋まきで 11 月に収穫し、寒さにあたると色が濃く甘みも増します。深さ 20〜25 センチのプランターでも育ち、株間 15〜20 センチに間引きます。飛騨紅かぶは在来の固定種のため色や形にばらつきがあり、暖地の暖かい時期に育てると色が薄くなるので、秋まきで寒さにあてて作るのが本来の紅色を出す条件です。加熱すると色が抜けやすく、漬物用と考えて作る品種です。
飛騨紅かぶの特徴
- 岐阜県飛騨地方の在来赤カブで赤かぶ漬けの原料
- 直径 8〜10 センチの扁円形で皮は紅紫色、中は白い
- 甘みとほのかな辛味があり、漬物向き
- 秋まき 60〜70 日、寒さにあてると色が濃くなる
- 在来固定種で色や形にばらつきがある
向いている使い方
- 赤かぶ漬け・塩漬け
- 甘酢漬け
- 伝統野菜の栽培
カブの他の品種と比べる
空欄は記録が無い項目です。耐病性の空欄は「弱い」という意味ではありません。品種名を押すとその品種のページに移ります。
| 品種 | 熟期 | 収穫まで | 種類 | 耐病性 | 種苗会社 |
|---|---|---|---|---|---|
| 飛騨紅かぶ このページ | 中生 | 約 65 日 | 固定種 | — | — |
| 温海かぶ | 中生 | 約 65 日 | 固定種 | — | — |
| あやめ雪 | 早生 | 約 45 日 | F1 | — | サカタのタネ |
| 大野紅かぶ | 中生 | 約 65 日 | 固定種 | — | — |
| 金町小蕪 | 早生 | 約 45 日 | 固定種 | — | — |
| 金町小かぶ | 早生 | 約 45 日 | 固定種 | — | — |
| 木曽紅かぶ | 中生 | 約 65 日 | 固定種 | — | — |
| 京千舞 | 晩生 | 約 75 日 | F1 | — | タキイ種苗 |
| 聖護院かぶ | 晩生 | 約 85 日 | 固定種 | — | — |
| 耐病ひかり | 中早生 | 約 45 日 | F1 | — | タキイ種苗 |
| 津田かぶ | 中生 | 約 65 日 | 固定種 | — | — |
| 天王寺かぶ | 中生 | 約 55 日 | 固定種 | — | — |
| 日野菜 | 中生 | 約 65 日 | 固定種 | — | タキイ種苗 |
「飛騨紅かぶ」でよくある質問
カブ「飛騨紅かぶ」はどんな品種?
飛騨紅かぶは、岐阜県の飛騨地方で明治時代から作られてきた赤カブの在来品種で、飛騨高山の名物である赤かぶ漬けの原料として知られる地方品種です。根は直径 8〜10 センチの扁円形で、皮は鮮やかな紅紫色、中は白く、肉質は緻密でやや硬め、甘みがあってほのかな辛味を持ちます。
カブ「飛騨紅かぶ」の収穫までの日数・熟期は?
熟期は中生、収穫までの目安は約 65 日です。種まき・植え付けの時期は作物共通なので、カブの育て方のページで確かめてください。
カブ「飛騨紅かぶ」は固定種? 自家採種できる?
固定種です。性質が安定しているので、自家採種した種からも同じ性質の株が育ちます。
カブの他の品種との違いは?
飛騨紅かぶは中生・約 65 日。同じカブには 温海かぶ (中生・約 65 日)、あやめ雪 (早生・約 45 日)、大野紅かぶ (中生・約 65 日) など 12 品種 があります。熟期・収穫までの日数・耐病性を比較表で並べています。
カブ「飛騨紅かぶ」はどんな使い方に向く?
赤かぶ漬け・塩漬け、甘酢漬け、伝統野菜の栽培に向きます。
カブの育て方を項目ごとに読む
栽培カレンダー・作業のタイミング・病害虫は品種に関わらず共通です。まとめはカブの育て方に、項目ごとの解説は次のページにあります。
- カブの種まきと間引き — カブは種まきから収穫まで四十日から六十日の速い作物です。まき方と三回の間引きで、割れずに丸い根ができます。
- カブの水やりと追肥 — カブは水の変化に弱く、乾いたあとに急に湿ると根が割れます。追肥は間引きに合わせて二回まででよく、多すぎると葉ばかり茂ります。
- カブの月別の作業 — カブは種まきから四十日から六十日で穫れる速い作物です。春まきと秋まきそれぞれの月ごとの作業を表にまとめました。
- カブの病害虫と障害 — カブの被害は虫の食害と根の割れがほとんどです。まいた直後の防虫ネットと水の管理で大半が防げます。
- カブの収穫と保存 — カブは適期を過ぎると割れや空洞が出ます。直径を目安に採り切り、葉と根を分けて保存します。
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