基本情報
- 系統・区分
- 大かぶ・京野菜
- 熟期
- 晩生
- 収穫までの日数
- 約 85 日
- 種類
- 固定種
- 育てやすさ
- ★★★★☆(5 段階で 4)
大型の丸かぶ。千枚漬けなどに使われる京都系。
概要説明
聖護院かぶは、江戸中期に京都の聖護院村で近江の大かぶから選抜されたとされる京野菜を代表する大かぶで、千枚漬けの原料として知られる固定種です。根は直径 15〜20 センチ、重さ 2〜3 キロにもなる扁円形で、肌は白くなめらか、肉質はきわめて緻密でやわらかく、甘みが強く、薄く切っても崩れないため、千枚漬けやかぶら蒸し、炊き物に欠かせません。生育は 9 月中旬から 10 月上旬の秋まきで、寒さにあたりながら 80〜90 日かけて大玉になり、11 月下旬から 1 月に収穫します。根が浅く張るので深耕は不要ですが、大玉にするには株間を 30〜40 センチと広く取り、肥大期に追肥と潅水を切らさないことが必要で、プランターでは本来の大きさに育ちません。聖護院かぶは固定種で根形や大きさにばらつきが出やすく、耐病性も改良種ほど強くないので、連作を避けてアブラムシによるウイルス病を防ぎます。まきどきが早すぎると暖かい時期に肥大して肉質が粗くなるので、時期を守るのが京都本来の緻密な肉質を出す条件です。
聖護院かぶの特徴
- 京野菜を代表する千枚漬け用の大かぶの固定種
- 直径 15〜20 センチ・2〜3 キロの扁円形
- 肉質がきわめて緻密で甘く、薄切りでも崩れない
- 秋まき 80〜90 日、株間 30〜40 センチ
- 固定種でばらつきが出やすく、耐病性は改良種より弱い
向いている使い方
- 千枚漬け
- かぶら蒸し・炊き物
- 煮物・おでん
- 京野菜の栽培
カブの育て方を項目ごとに読む
栽培カレンダー・作業のタイミング・病害虫は品種に関わらず共通です。まとめはカブの育て方に、項目ごとの解説は次のページにあります。
- カブの種まきと間引き — カブは種まきから収穫まで四十日から六十日の速い作物です。まき方と三回の間引きで、割れずに丸い根ができます。
- カブの水やりと追肥 — カブは水の変化に弱く、乾いたあとに急に湿ると根が割れます。追肥は間引きに合わせて二回まででよく、多すぎると葉ばかり茂ります。
- カブの月別の作業 — カブは種まきから四十日から六十日で穫れる速い作物です。春まきと秋まきそれぞれの月ごとの作業を表にまとめました。
- カブの病害虫と障害 — カブの被害は虫の食害と根の割れがほとんどです。まいた直後の防虫ネットと水の管理で大半が防げます。
- カブの収穫と保存 — カブは適期を過ぎると割れや空洞が出ます。直径を目安に採り切り、葉と根を分けて保存します。
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この品種を記録すると
アプリで作物に「カブ」、品種に「聖護院かぶ」と入れて記録を始めると、定植日からの経過日数と、写真・作業のメモが品種ごとに積み上がります。同じ品種を育てた去年の自分と見比べられるのが、品種を分けて記録するいちばんの利点です。
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