基本情報
- 系統・区分
- 優先度高め・大梅/加工
- 熟期
- 6 月中旬〜下旬
- 育てやすさ
- ★★★☆☆(5 段階で 3)
大梅系で加工向け。受粉樹推奨。地域流通名の確認が必要だが、家庭果樹候補として有用。
概要説明
藤五郎 (とうごろう) は新潟県で古くから作られてきた在来の大梅で、雪国でも育つ耐寒性の強さが特徴です。果実は 25〜30 グラムで、果皮は緑から黄色に熟し、果肉は厚く梅干しや梅酒に向きます。収穫は 6 月中旬〜下旬。開花は 3 月上旬〜中旬と梅の中では遅咲きで、雪解け後に咲くため霜害を受けにくく、東北や北陸の家庭果樹に向いています。自家結実性は低めで花粉も少ないため、小梅など花粉の多い品種を受粉樹に植えます。開花が遅いので、受粉樹も開花期の遅い品種か開花期の長い小梅を選びます。樹勢は強く、大きくなりやすいので剪定で高さを抑えます。寒冷地で大梅を育てたいときに、豊後と並んで選ばれる品種です。
藤五郎の特徴
- 新潟県の在来大梅で耐寒性が強い
- 果重 25〜30 グラムで梅干し・梅酒兼用
- 収穫は 6 月中旬〜下旬
- 開花が 3 月上旬〜中旬と遅く霜害を受けにくい
- 花粉が少なく受粉樹が必要
- 受粉樹は開花期の遅い品種か小梅を選ぶ
向いている使い方
- 肉厚の梅干し
- 梅酒や梅シロップ
- 寒冷地の庭植え
梅の育て方を項目ごとに読む
栽培カレンダー・作業のタイミング・病害虫は品種に関わらず共通です。まとめは梅の育て方に、項目ごとの解説は次のページにあります。
- 梅の苗木の植え付け — 梅は一本では実がつきにくい品種が多い果樹です。受粉樹の組み合わせと、冬の植え付け手順をまとめます。
- 梅の剪定と枝の整理 — 梅は伸びすぎた枝には実がつきません。短い枝を残す冬の剪定と、混み合いを防ぐ夏の剪定を分けて説明します。
- 梅の肥料と水やり — 梅は肥料の時期を間違えると枝ばかり伸びます。地植えと鉢植えに分けて、年間の肥料と水の与え方をまとめます。
- 梅の月別の作業 — 梅は二月の開花から六月の収穫まで作業が集中します。月ごとの作業と、その月に見るべき樹の姿をまとめます。
- 梅の病害虫 — 梅で毎年のように出る黒星病とアブラムシ、幹を食い荒らすコスカシバを中心に、見分け方と時期ごとの対策をまとめます。
- 梅の収穫と保存 — 梅は用途で収穫のタイミングが変わります。梅酒向けの青梅、梅干し向けの完熟梅の見分け方と、採った後の扱いをまとめます。
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この品種を記録すると
アプリで作物に「梅」、品種に「藤五郎」と入れて記録を始めると、定植日からの経過日数と、写真・作業のメモが品種ごとに積み上がります。同じ品種を育てた去年の自分と見比べられるのが、品種を分けて記録するいちばんの利点です。
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