基本情報
- 系統・区分
- 自然薯・強粘
- 育てやすさ
- ★★☆☆☆(5 段階で 2)
種芋またはむかごで栄養繁殖。日本在来のヤマノイモ系。強粘で香りがあり、栽培難度は高め。
概要説明
自然薯は日本に自生する在来のヤマノイモで、山に自然に生える芋を指す名前です。長芋やいちょう芋は中国原産の別種ですが、自然薯は日本原産で、香りと粘りの強さが際立ちます。すりおろすと箸で持ち上がるほど濃厚で、だしで伸ばして麦飯にかける麦とろが定番。長さは 1 メートル前後、太さ 3〜5 センチと細長く、土中にまっすぐ深く潜るため、天然物は掘り出すのに大変な労力が要ります。栽培する場合は、塩化ビニルのパイプや半分に割った樋を斜めに埋めて、その中に芋を伸ばすパイプ栽培が主流。4 月に種芋またはむかごを植え、11 月以降に収穫します。種芋から 1 年で 500 グラム前後に育つのが目安。むかごから始めると 2 年かかります。栽培難度はやや高めですが、収穫したときの喜びは格別です。
自然薯の特徴
- 日本原産の在来ヤマノイモで香りが際立つ
- 粘りが非常に強く箸で持ち上がる
- 長さ 1 メートル前後の細長い棒状
- パイプや樋を斜めに埋める栽培が主流
- 種芋から 1 年で 500 グラム前後に育つ
向いている使い方
- 麦とろ・とろろ汁
- 磯辺揚げ
- むかごの塩ゆで・炊き込みごはん
- パイプ栽培の家庭菜園
山芋の育て方を項目ごとに読む
栽培カレンダー・作業のタイミング・病害虫は品種に関わらず共通です。まとめは山芋の育て方に、項目ごとの解説は次のページにあります。
- 山芋の種芋と植え付け — 山芋は四月に種芋を植えます。ナガイモとジネンジョでは掘る手間がまるで違うので、最初の選び方が肝心です。
- 山芋の支柱とつる — 山芋のつるは二メートル以上伸びます。芽が出る前に支柱を立てておくのが、あとから慌てないこつです。
- 山芋の水やりと追肥 — 山芋は七月から九月に芋が太ります。この時期の水切れと肥料切れが、そのまま収穫の大きさに出ます。
- 山芋の月別の作業 — 山芋は畑を八か月使う作物です。四月の植え付けから十一月の収穫まで、月ごとのやることを一覧にします。
- 山芋の病害虫と障害 — 山芋は虫の被害が比較的少ない作物です。むしろ気をつけるのは地下の腐りと、形をゆがめる土の障害物です。
- 山芋の収穫と保存 — 山芋の収穫はつるが枯れてからです。折らずに掘る手順と、そのまま土に置く保存の考え方をまとめます。
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