基本情報
- 系統・区分
- 赤色/黄色系・生食/加工
- 熟期
- 9 月下旬〜10 月上旬
- 育てやすさ
- ★★★☆☆(5 段階で 3)
中生・中果。自家不和合性で受粉樹推奨、甘酸濃厚で食味良好。病害は一般防除前提。
概要説明
千秋 (せんしゅう) は秋田県果樹試験場がふじに東光を交配して育成し、1980 年に登録された中生の品種です。果重は 250〜300 グラム、果皮は赤く縞が入り、果肉は硬めで緻密、糖度は 14〜15 度、酸味が適度にあって甘酸のバランスがよく、香りも豊か。収穫は 9 月下旬から 10 月上旬で、つがるとふじの間を埋めます。貯蔵性は中程度で冷蔵で 1〜2 か月。自家不和合性のため受粉樹が必要で、つがるや王林と相性がよい。樹勢は中程度で扱いやすい品種。弱点は収穫前の落果で、熟すと実が落ちやすいため色づいたら順次収穫。果皮にサビも出やすい。栽培面積は減りましたが、秋映やシナノゴールドの親として日本のりんご育種に大きく貢献した品種で、味の評価は今も高いものです。
千秋の特徴
- ふじ×東光、1980 年登録の秋田県育成
- 果重 250〜300 グラム、糖度 14〜15 度
- 甘酸のバランスがよく香りが豊か
- 9 月下旬〜10 月上旬に熟す
- 収穫前に落果しやすい
- 秋映・シナノゴールドの親品種
向いている使い方
- 生のまま食べる
- 矮性台木で庭植え
- アップルパイ
りんごの育て方を項目ごとに読む
栽培カレンダー・作業のタイミング・病害虫は品種に関わらず共通です。まとめはりんごの育て方に、項目ごとの解説は次のページにあります。
- りんごの苗選びと植え付け — りんごは一本では実がつきにくく、台木で木の大きさが決まります。苗選びの段階で二本の組み合わせと台木を決めます。
- りんごの剪定と仕立て — りんごの実は短い枝の先の花芽につきます。長い枝と短い枝の見分けを覚え、冬に骨格を作り夏に整える剪定をまとめます。
- りんごの受粉と摘果 — りんごは別品種の花粉が必要で、放任すると小さい実が房なりになります。人工授粉と二回の摘果で実の大きさを決めます。
- りんごの月別の作業 — りんごは冬の剪定、春の受粉と摘果、夏の袋かけと病害虫対策、秋の収穫と作業が途切れません。月ごとの要点を表にまとめます。
- りんごの病害虫と障害 — りんごは家庭果樹の中でも病害虫が多い部類です。葉、実、幹のどこに出たかで原因を切り分け、無理のない対策をまとめます。
- りんごの収穫と保存 — りんごは品種で採り頃が違い、早すぎると酸っぱく遅すぎると粉っぽくなります。採り頃の見分けと家庭での保存法をまとめます。
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