基本情報
- 系統・区分
- 黄色/青りんご系
- 熟期
- 10月下旬〜11月上旬
- 育てやすさ
- ★★★★☆(5 段階で 4)
晩生・中果。自家不和合性で受粉樹推奨、黄緑色で芳香と甘味。貯蔵性あり。
概要説明
王林 (おうりん) は福島県の大槻只之助がゴールデンデリシャスに印度を交配して育成し、1952 年に発表された黄緑色系の品種で、ふじ・つがるに次ぐ日本の主要品種です。果重は 250〜300 グラム、果皮は黄緑色で小さな斑点が散り、果肉は硬さ中程度で果汁が多く、糖度は 14〜15 度、酸味が少なく、独特の芳香が特徴。収穫は 10 月下旬から 11 月上旬。貯蔵性は高く、冷蔵で 3〜4 か月持ちます。自家不和合性のため受粉樹が必要ですが、王林自身は花粉が多く、ふじやつがるの受粉樹として最適で、互いに補い合います。樹勢は中程度で扱いやすく、矮性台木の苗なら鉢植えでも育ちます。黄緑色系なので着色の心配がなく、暖地でも品質が安定するのが利点。果皮にサビが出やすい点は味に影響しません。ふじと組み合わせて 2 本植えるのが家庭りんごの定番です。
王林の特徴
- ゴールデンデリシャス×印度、1952 年発表
- 果重 250〜300 グラム、糖度 14〜15 度
- 酸味が少なく独特の芳香
- 貯蔵性が高く冷蔵で 3〜4 か月
- 花粉が多くふじの受粉樹に最適
- 着色の心配がなく暖地向き
向いている使い方
- 生のまま食べる
- ふじの受粉樹
- 暖地の庭植え
- 矮性台木で鉢植え
りんごの育て方を項目ごとに読む
栽培カレンダー・作業のタイミング・病害虫は品種に関わらず共通です。まとめはりんごの育て方に、項目ごとの解説は次のページにあります。
- りんごの苗選びと植え付け — りんごは一本では実がつきにくく、台木で木の大きさが決まります。苗選びの段階で二本の組み合わせと台木を決めます。
- りんごの剪定と仕立て — りんごの実は短い枝の先の花芽につきます。長い枝と短い枝の見分けを覚え、冬に骨格を作り夏に整える剪定をまとめます。
- りんごの受粉と摘果 — りんごは別品種の花粉が必要で、放任すると小さい実が房なりになります。人工授粉と二回の摘果で実の大きさを決めます。
- りんごの月別の作業 — りんごは冬の剪定、春の受粉と摘果、夏の袋かけと病害虫対策、秋の収穫と作業が途切れません。月ごとの要点を表にまとめます。
- りんごの病害虫と障害 — りんごは家庭果樹の中でも病害虫が多い部類です。葉、実、幹のどこに出たかで原因を切り分け、無理のない対策をまとめます。
- りんごの収穫と保存 — りんごは品種で採り頃が違い、早すぎると酸っぱく遅すぎると粉っぽくなります。採り頃の見分けと家庭での保存法をまとめます。
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この品種を記録すると
アプリで作物に「りんご」、品種に「王林」と入れて記録を始めると、定植日からの経過日数と、写真・作業のメモが品種ごとに積み上がります。同じ品種を育てた去年の自分と見比べられるのが、品種を分けて記録するいちばんの利点です。
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