基本情報
- 系統・区分
- 麦類・大麦・もち麦/二条裸麦
- 生産者
- 農研機構
- 熟期
- 中生
- 育てやすさ
- ★★★☆☆(5 段階で 3)
種子繁殖。もち性でβ-グルカンが多く、炊飯後に褐変しにくい食用大麦。
概要説明
キラリモチは農研機構が育成したもち性の二条裸麦で、もち麦ごはん人気の中心にある品種です。もち性大麦は炊くとぷちぷちした食感と粘りがあり、水溶性食物繊維のベータグルカンを普通の大麦より多く含みます。キラリモチの最大の特長は炊いた後や時間が経っても褐変しにくく、白いまま保たれること。従来のもち麦は炊飯後に茶色く変わりやすかったため、白さを保つこの品種が弁当や外食で広く使われるようになりました。裸麦なので殻が自然に外れ、精麦の歩留まりもよい。秋まきで 10 月下旬〜11 月に播種し、翌年 5 月下旬〜6 月上旬に収穫。温暖地向けで、関東以西の産地で作られます。倒伏には比較的強い。家庭菜園で育てるなら、収穫後に精麦する手間がありますが、殻が外れやすいので家庭でも比較的扱いやすい大麦です。
キラリモチの特徴
- もち性の二条裸麦でベータグルカンが多い
- 炊飯後も褐変しにくく白さが保たれる
- ぷちぷちした食感と粘りがある
- 裸麦で殻が自然に外れ精麦しやすい
- 秋まきで 5 月下旬〜6 月上旬に収穫
向いている使い方
- もち麦ごはん
- サラダ・スープの具
- 弁当・外食向けの白い麦ごはん
大麦の育て方を項目ごとに読む
栽培カレンダー・作業のタイミング・病害虫は品種に関わらず共通です。まとめは大麦の育て方に、項目ごとの解説は次のページにあります。
- 大麦の品種の選び方 — 大麦は皮の付き方と穂の形で六条、二条、はだか麦に分かれます。麦茶、麦ご飯、ビール風の楽しみなど、使い道から選ぶと迷いません。
- 大麦の種まき — 大麦は十月下旬から十一月中旬にまいて翌年五月末に刈ります。酸性と湿気を嫌うので、石灰と高畝で土を整えてからまきます。
- 大麦の麦踏みと追肥 — 大麦の管理は冬の麦踏みと二月の追肥がほぼすべてです。湿気を嫌うので、水やりより水はけを見ることが管理の中心になります。
- 大麦の月別の作業 — 大麦は十月下旬から十一月にまいて翌年五月末に刈る、七か月の作物です。麦類でいちばん早く穫れる流れを月ごとに表にしました。
- 大麦の病害虫と障害 — 大麦は湿気に弱く、根傷みと穂の赤かび病が主な悩みです。麦類でいちばん早く実るので鳥にも狙われます。症状から原因を見分けます。
- 大麦の収穫と脱穀 — 大麦は五月下旬から六月上旬、穂が黄色く実が固まったら刈ります。梅雨前に刈り終え、脱穀してはだか麦は麦ご飯、皮麦は麦茶にします。
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