基本情報
- 系統・区分
- 麦類・大麦・六条大麦/古典
- 熟期
- 中生
- 育てやすさ
- ★★★★☆(5 段階で 4)
種子繁殖。古くからの六条大麦品種。地域適応・用途は要確認。
概要説明
カシマムギは茨城県で育成された六条大麦で、関東の麦茶用大麦として長く作られてきた古い品種です。六条大麦は粒がやや小さく、焙煎すると香ばしい風味が出るため麦茶の原料に向き、茨城県は麦茶用六条大麦の産地として知られています。カシマムギはその主力として使われ、精麦して押麦や麦ごはんにも利用されます。関東の温暖地向けで、耐寒性があり、倒伏には比較的強い。秋まきで 10 月下旬〜11 月に播種し、翌年 5 月下旬〜6 月上旬に収穫。古い品種のため、より多収で病気に強い後継品種に置き換わりつつありますが、麦茶用として今も一部で作られています。皮麦なので食用には精麦が要りますが、麦茶なら殻付きのまま焙煎して使えます。家庭菜園で関東で大麦を育てて麦茶を作るなら、伝統的な品種として選ぶ価値があります。
カシマムギの特徴
- 茨城県育成の麦茶用六条大麦の古い品種
- 焙煎すると香ばしい風味が出る
- 関東の温暖地向けで耐寒性がある
- 倒伏に比較的強い
- 秋まきで 5 月下旬〜6 月上旬に収穫
向いている使い方
- 自家製の麦茶
- 押麦・麦ごはん
- 関東での大麦栽培
大麦の育て方を項目ごとに読む
栽培カレンダー・作業のタイミング・病害虫は品種に関わらず共通です。まとめは大麦の育て方に、項目ごとの解説は次のページにあります。
- 大麦の品種の選び方 — 大麦は皮の付き方と穂の形で六条、二条、はだか麦に分かれます。麦茶、麦ご飯、ビール風の楽しみなど、使い道から選ぶと迷いません。
- 大麦の種まき — 大麦は十月下旬から十一月中旬にまいて翌年五月末に刈ります。酸性と湿気を嫌うので、石灰と高畝で土を整えてからまきます。
- 大麦の麦踏みと追肥 — 大麦の管理は冬の麦踏みと二月の追肥がほぼすべてです。湿気を嫌うので、水やりより水はけを見ることが管理の中心になります。
- 大麦の月別の作業 — 大麦は十月下旬から十一月にまいて翌年五月末に刈る、七か月の作物です。麦類でいちばん早く穫れる流れを月ごとに表にしました。
- 大麦の病害虫と障害 — 大麦は湿気に弱く、根傷みと穂の赤かび病が主な悩みです。麦類でいちばん早く実るので鳥にも狙われます。症状から原因を見分けます。
- 大麦の収穫と脱穀 — 大麦は五月下旬から六月上旬、穂が黄色く実が固まったら刈ります。梅雨前に刈り終え、脱穀してはだか麦は麦ご飯、皮麦は麦茶にします。
「カシマムギ」の種を買う
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この品種を記録すると
アプリで作物に「大麦」、品種に「カシマムギ」と入れて記録を始めると、定植日からの経過日数と、写真・作業のメモが品種ごとに積み上がります。同じ品種を育てた去年の自分と見比べられるのが、品種を分けて記録するいちばんの利点です。
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