基本情報
- 系統・区分
- 一寸そら豆・大粒
- 育てやすさ
- ★★★☆☆(5 段階で 3)
国内で広く流通する大粒系。莢つきと食味のバランス型。
概要説明
お多福は、一寸ソラマメの中でも古くから全国で作られてきた大粒系の代表的な品種名で、ふっくらした豆の形をお多福の顔に見立てて名付けられました。莢は長さ12センチ前後、1莢に2〜3粒の大きな豆が入り、豆は1粒3センチほどで厚みがあり、ゆでると甘みがあってほくほくします。皮は薄めで、若いうちなら皮ごと食べられます。草丈は1メートル前後で分枝が多く、春の風で倒れやすいので、支柱と麻ひもで囲って支えます。暖地の秋まき春どり作型が基本で、10月下旬〜11月上旬に種をまき、本葉4〜5枚の小苗で冬を越すと寒害を受けにくく、5月に収穫できます。春の生育期はアブラムシが集中しやすく、ウイルス病を媒介するので、早めに防除するか防虫ネットで防ぎます。分枝は1株6〜7本に整理すると豆が太ります。莢が空を向いていたのが下を向き、背筋が黒ずんできた頃が採りどきで、遅れると豆が硬くなり甘みが落ちます。連作を嫌うため4〜5年は同じ場所を避けます。
お多福の特徴
- 古くからの一寸ソラマメの大粒系の代表
- 1莢に2〜3粒、豆は3センチほどで厚みがある
- 皮が薄めで若いうちは皮ごと食べられる
- 草丈1メートル前後で倒れやすく支柱で囲う
- 暖地は秋まき小苗越冬で5月に収穫
向いている使い方
- 塩ゆでで豆の甘みを味わう
- 焼きソラマメ・天ぷら
- 豆ごはん
ソラマメの育て方を項目ごとに読む
栽培カレンダー・作業のタイミング・病害虫は品種に関わらず共通です。まとめはソラマメの育て方に、項目ごとの解説は次のページにあります。
- ソラマメの種まき・植え付け — まける日は半月ほどしかありません。向き・深さ・水の三つで発芽が決まります。
- ソラマメの冬越しと防寒 — 越冬に強いのは本葉4〜5枚の小さな株だけ。大きく育てた株ほど凍害を受けます。
- ソラマメの整枝と摘心 — 分枝を6〜7本に絞り、時期を見て摘心すると、実が太りアブラムシも減ります。
- ソラマメの病害虫対策 — アブラムシの山は秋と春の年2回。飛来を減らす設計を先に組むのが近道です。
- ソラマメの月別の作業 — 秋にまいて冬を越し初夏にとる作物です。月ごとの手を表で確認できます。
- ソラマメの収穫と保存 — 開花後35〜40日、さやが下を向き背の筋が黒ずんだ頃が適期。鮮度は3日です。
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この品種を記録すると
アプリで作物に「ソラマメ」、品種に「お多福」と入れて記録を始めると、定植日からの経過日数と、写真・作業のメモが品種ごとに積み上がります。同じ品種を育てた去年の自分と見比べられるのが、品種を分けて記録するいちばんの利点です。
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