基本情報
- 系統・区分
- 優先度高め・黄実桜桃
- 熟期
- 6 月下旬〜7 月上旬
- 育てやすさ
- ★★☆☆☆(5 段階で 2)
自家不和合性で受粉樹推奨。黄色系で希少性が高い。裂果・鳥害に注意。
概要説明
月山錦 (がっさんにしき) は中国から導入された黄色いサクランボで、熟しても果皮が赤くならず、透き通るような黄色になる珍しい品種です。果実は 10 グラム前後と大玉で、果肉は黄白色、糖度は 20 度前後と非常に高く、酸味が少ないため濃厚な甘さがあります。晩生で収穫は 6 月下旬〜7 月上旬。自家不和合性で、佐藤錦やナポレオンを受粉樹にしますが、花粉の量が少なく結実が不安定で、収量が上がりにくいのが難点です。実付きを安定させるには人工授粉が有効です。樹勢は強く、大きくなりやすいので剪定で高さを抑えます。黄色い果皮は傷や日焼けが目立ちやすく、雨に当たると裂果もするため、雨よけがあると安心です。市場にはほとんど出回らないので、家庭で育てる価値が高い品種です。
月山錦の特徴
- 中国由来の黄色いサクランボ
- 果重 10 グラム前後の大玉
- 糖度 20 度前後で酸味が少ない
- 晩生で収穫は 6 月下旬〜7 月上旬
- 結実が不安定で人工授粉が有効
- 果皮の傷や裂果が目立ちやすい
向いている使い方
- 生のまま食べる
- 珍しい黄色を生かした果物盛り
- 市場に出ない品種を家庭で楽しむ
サクランボの育て方を項目ごとに読む
栽培カレンダー・作業のタイミング・病害虫は品種に関わらず共通です。まとめはサクランボの育て方に、項目ごとの解説は次のページにあります。
- サクランボの苗選びと植え付け — サクランボは品種選びで九割が決まります。関東で育つ品種、受粉樹の組み合わせ、十二月から二月の植え付け手順をまとめます。
- サクランボの剪定と仕立て — サクランボは切り口から枯れやすく、強剪定を嫌います。夏の間引きと冬の弱い剪定で、実がつく短い枝を増やす方法をまとめます。
- サクランボの受粉と結実 — サクランボは花が咲いても実がつかない相談が最も多い果樹です。受粉樹の相性、人工授粉の手順、実がつかないときの原因を整理します。
- サクランボの月別の作業 — サクランボは春の三か月に作業が集中します。関東の露地と鉢植えを前提に、月ごとの作業と樹の姿の目安をまとめます。
- サクランボの病害虫と鳥害 — サクランボで実を失う原因は、鳥、雨による実割れ、灰星病、幹に入るコスカシバです。見分け方と防ぎ方をまとめます。
- サクランボの収穫と保存 — サクランボは収穫後に追熟しないので、樹の上で完熟させて取ります。色の見方、軸ごと取る方法、日持ちの短い実の保存方法をまとめます。
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