基本情報
- 系統・区分
- 優先度高め・甘果桜桃/晩生大玉
- 熟期
- 7 月上旬
- 育てやすさ
- ★★★☆☆(5 段階で 3)
自家不和合性で受粉樹推奨。晩生で大玉、贈答向き。裂果対策が重要。
概要説明
紅てまりは山形県が育成し、2000 年に品種登録された晩生の極大果品種です。果実は 10 グラム前後と佐藤錦の 1.5 倍ほどあり、果皮は濃い紅色、果肉は硬く締まっていて日持ちがよいのが長所。糖度は 20 度前後と高く、酸味は控えめなので大玉でも味が濃く感じられます。晩生で収穫は 7 月上旬と山形のサクランボの中では最も遅い部類で、佐藤錦や紅秀峰の後に穫れます。自家不和合性で、佐藤錦やナポレオンを受粉樹にします。樹勢は強く、若木は実付きが安定しにくいものの、樹が落ち着けば大玉が揃います。大玉を穫るには着果過多の年に摘果します。硬い果肉のおかげで裂果は少なめですが、7 月の梅雨明け前後に収穫が重なるので雨よけがあると安心です。
紅てまりの特徴
- 山形県育成で 2000 年登録の極大果
- 果重 10 グラム前後で果肉が硬い
- 糖度 20 度前後で酸味は控えめ
- 晩生で収穫は 7 月上旬
- 日持ちがよく裂果は少なめ
- 受粉樹に佐藤錦やナポレオンが要る
向いている使い方
- 生のまま食べる
- 大玉を生かした贈答
- シーズン最後に穫れる晩生種として
サクランボの育て方を項目ごとに読む
栽培カレンダー・作業のタイミング・病害虫は品種に関わらず共通です。まとめはサクランボの育て方に、項目ごとの解説は次のページにあります。
- サクランボの苗選びと植え付け — サクランボは品種選びで九割が決まります。関東で育つ品種、受粉樹の組み合わせ、十二月から二月の植え付け手順をまとめます。
- サクランボの剪定と仕立て — サクランボは切り口から枯れやすく、強剪定を嫌います。夏の間引きと冬の弱い剪定で、実がつく短い枝を増やす方法をまとめます。
- サクランボの受粉と結実 — サクランボは花が咲いても実がつかない相談が最も多い果樹です。受粉樹の相性、人工授粉の手順、実がつかないときの原因を整理します。
- サクランボの月別の作業 — サクランボは春の三か月に作業が集中します。関東の露地と鉢植えを前提に、月ごとの作業と樹の姿の目安をまとめます。
- サクランボの病害虫と鳥害 — サクランボで実を失う原因は、鳥、雨による実割れ、灰星病、幹に入るコスカシバです。見分け方と防ぎ方をまとめます。
- サクランボの収穫と保存 — サクランボは収穫後に追熟しないので、樹の上で完熟させて取ります。色の見方、軸ごと取る方法、日持ちの短い実の保存方法をまとめます。
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