基本情報
- 系統・区分
- 次点・栗/大果高品質
- 熟期
- 9 月下旬〜10 月上旬
- 育てやすさ
- ★★★☆☆(5 段階で 3)
他家受粉で受粉樹必須。大果で甘味・香りが強いが栽培やや難。結実安定に受粉樹が重要。
概要説明
栗の王様と呼ばれる利平 (りへい) は、岐阜県の土田健吉が日本栗と中国栗を交配して 1950 年頃に発表した品種です。中国栗の血を引くため渋皮が比較的剥けやすく、果肉は黄色で粉質、糖度が高く甘みと香りが濃厚で、甘栗のような風味があります。果実は 25〜30 グラムの大粒で、果皮は濃い褐色で光沢が強く、先端に毛が多いのが見分けの目安。中生で収穫は 9 月下旬〜10 月上旬。樹勢は強く直立気味に伸び、大きくなりやすいので庭では剪定で高さを抑えます。実付きは筑波よりやや不安定で、年によって収量に差が出ます。自家不和合性のため、筑波や丹沢などの受粉樹が必要です。利平は花粉が少ないので、利平を受粉樹にはできません。貯蔵性はよく、冷蔵で甘みを増してから食べると格別です。
利平の特徴
- 日本栗と中国栗の交配で岐阜県の土田健吉が育成
- 渋皮が比較的剥けやすく甘みと香りが濃厚
- 果重 25〜30 グラムで先端に毛が多い
- 中生で収穫は 9 月下旬〜10 月上旬
- 実付きがやや不安定で花粉が少ない
- 受粉樹に筑波や丹沢が必要
向いている使い方
- 茹で栗や焼き栗
- 栗ご飯や炊き込みご飯
- 渋皮煮や甘露煮
- 甘さを優先する庭植え
栗の育て方を項目ごとに読む
栽培カレンダー・作業のタイミング・病害虫は品種に関わらず共通です。まとめは栗の育て方に、項目ごとの解説は次のページにあります。
- 栗の植え付け — 栗は一本では実がなりません。開花期の合う二品種を選び、大きく育つ前提で場所を決めるところから始めます。
- 栗の剪定と仕立て — 栗の花は前年の枝の先に付きます。切り方を間違えると実がゼロになるので、切る枝と残す枝の見分け方から説明します。
- 栗の受粉と結実 — 栗の花は独特の匂いのする雄花が目立ちますが、実になるのは根元の小さな雌花です。受粉の仕組みと実を確実に付けるこつを説明します。
- 栗の月別の作業 — 栗は冬に切って、夏に整えて、秋に拾う果樹です。月ごとにやることと、木の姿から判断する目安をまとめます。
- 栗の病害虫と対策 — 栗で困るのは実に入る虫と芽に付く虫です。それぞれ見つかる時期と場所が違うので、いつ何を見ればよいかから整理します。
- 栗の収穫と保存 — 栗は木から採らず、自然に落ちたものを拾います。拾う時期、虫を止める処理、甘みを増やす冷蔵の方法を説明します。
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この品種を記録すると
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