基本情報
- 系統・区分
- 次点・オリーブ/油用・受粉樹候補
- 熟期
- 10 月下旬〜11 月
- 育てやすさ
- ★★★★☆(5 段階で 4)
比較的樹勢が強く、油用。受粉樹としても利用。寒さに比較的強いとされる。
概要説明
レッチーノはイタリアのトスカーナ地方の品種で、フラントイオと並んで植えられ、寒さに強いことから北イタリアでも作られています。果実は 2〜3 グラムの中小果で含油率は中程度、まろやかで穏やかな風味のオイルになります。実が一斉に黒く熟して熟期が揃うので収穫しやすく、早生で 10 月下旬から穫れます。花粉が多いため受粉樹としても使え、フラントイオやミッションと組み合わせると互いの実付きがよくなります。樹勢は中程度で開張性、樹高が抑えやすく庭でも扱いやすい品種です。耐寒性はオリーブの中で最も強い部類で、氷点下 7〜8 度程度まで耐えるため、関東内陸や東北南部の平地でも庭植えの候補になります。炭疽病にも比較的強く、日本の多湿な気候で育てやすい方です。新漬けにもできますが、実がやや小さいので油用が主です。
レッチーノの特徴
- イタリアトスカーナ地方の品種
- 果重 2〜3 グラムでまろやかなオイル
- 熟期が揃い早生で 10 月下旬から収穫
- 花粉が多く受粉樹にもなる
- 耐寒性がオリーブの中で最も強い部類
- 炭疽病に比較的強い
向いている使い方
- オリーブオイル
- 他品種の受粉樹
- 寒い地域の庭植え
オリーブの育て方を項目ごとに読む
栽培カレンダー・作業のタイミング・病害虫は品種に関わらず共通です。まとめはオリーブの育て方に、項目ごとの解説は次のページにあります。
- オリーブの植え付け — オリーブは一本では実がほとんど付きません。相性のよい二品種を選び、水はけを最優先に植えます。
- オリーブの冬の剪定 — オリーブは前年に伸びた枝に実が付きます。切りすぎると実がなくなるので、残す枝を決めてから切ります。
- オリーブの水やりと肥料 — 乾燥に強い木ですが鉢植えの水切れには弱く、酸性の土では育ちません。水と石灰の管理が要です。
- オリーブの月別の作業 — 春の剪定と石灰、初夏の受粉、秋の収穫が柱です。月ごとの作業と木の姿で決める目安を表にまとめます。
- オリーブの病害虫と障害 — オリーブ最大の敵は幹を食うアナアキゾウムシです。株元の見つけ方と、葉を巻く虫、実の病気の対策をまとめます。
- オリーブの収穫と加工 — オリーブは生では渋くて食べられません。用途に合わせて採る時期を決め、塩漬けやオイルにして楽しみます。
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