基本情報
- 系統・区分
- 白肉・中生
- 熟期
- 7 月中旬〜下旬
- 育てやすさ
- ★★★☆☆(5 段階で 3)
多くは自家結実性あり。250g前後の白肉で果汁多い代表品種、せん孔細菌病/灰星病防除が重要。
概要説明
白鳳 (はくほう) は神奈川県農事試験場が白桃に橘早生を交配して育成し、1933 年に発表された中生の白肉種で、日本のモモの基幹品種として数多くの枝変わりや後代品種を生みました。果重は 250〜300 グラム、果皮は乳白色に紅が差し、果肉は白く柔らかく、果汁が非常に多く、糖度は 12〜13 度で酸味が少なく、とろけるような口当たり。収穫は 7 月中旬から下旬。花粉があるので 1 本で結実し、受粉樹は不要。樹勢は中程度で、家庭では開心自然形に仕立てて高さを抑えます。果肉が柔らかいぶん日持ちは 2〜3 日と短く、穫れたらすぐ食べるのが基本。梅雨明け前後に熟すため、雨で裂果や灰星病が出やすく、袋かけと雨よけが品質を左右します。摘蕾・摘果で実を減らし、1 枝に数個に絞ると大きく甘くなります。日川白鳳・八幡白鳳など早生の枝変わりが多い品種です。
白鳳の特徴
- 1933 年発表、日本のモモの基幹品種
- 果重 250〜300 グラム、糖度 12〜13 度
- 果汁が多くとろける口当たり
- 花粉があり 1 本で結実
- 日持ちが 2〜3 日と短い
- 雨で裂果・灰星病が出やすく袋かけが有効
向いている使い方
- 生のまま食べる
- コンポート・ジャム加工
- 庭植え向き
モモの育て方を項目ごとに読む
栽培カレンダー・作業のタイミング・病害虫は品種に関わらず共通です。まとめはモモの育て方に、項目ごとの解説は次のページにあります。
- モモの苗選びと植え付け — モモは日本の果樹の中でも水はけと日当たりにうるさい木です。品種と植え場所を決めてから冬に植えます。
- モモの剪定と仕立て — モモは前年に伸びた枝に花が付き、古い枝には付きません。冬に骨格を整え、夏に光を入れる剪定を続けます。
- モモの摘蕾・摘果・袋掛け — モモは花が多すぎるので、つぼみ・実・袋掛けの三段階で数を絞ります。残す数が実の大きさを決めます。
- モモの月別の作業 — モモは冬の剪定から夏の収穫まで作業が切れ目なく続きます。関東平野部を基準に月ごとの目安をまとめます。
- モモの病害虫と障害 — モモは果樹の中でも病害虫が多い木です。時期ごとに何が出るかを知り、予防の一回を外さないことが要です。
- モモの収穫と保存 — モモは木で完熟させた実が一番おいしい果物です。色と香りと手触りで採り時を見極め、傷を付けずに扱います。
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この品種を記録すると
アプリで作物に「モモ」、品種に「白鳳」と入れて記録を始めると、定植日からの経過日数と、写真・作業のメモが品種ごとに積み上がります。同じ品種を育てた去年の自分と見比べられるのが、品種を分けて記録するいちばんの利点です。
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