基本情報
- 系統・区分
- 白肉・晩生
- 熟期
- 8 月中旬〜下旬
- 育てやすさ
- ★★★★☆(5 段階で 4)
自家結実性あり。晩生で大果、硬めで日持ちしやすい。せん孔細菌病/灰星病防除前提。
概要説明
川中島白桃は長野市川中島の池田正元の園で 1960 年代に発見された偶発実生から選抜され、1977 年に品種登録された晩生の白肉種で、日本の晩生モモの代表品種です。果重は 300〜350 グラムと大きく、果皮は乳白色に鮮やかな紅が差し、果肉は白く緻密で硬め、糖度は 13〜14 度と高く、酸味が少なく濃厚な甘さ。収穫は 8 月中旬から下旬。花粉があるので 1 本で結実し、受粉樹は不要。樹勢は強く、家庭では開心自然形に仕立てて高さを抑えます。果肉が硬いため日持ちが 5〜7 日と長く、追熟させて柔らかくしてから食べることもできます。梅雨明け後に熟すため裂果や灰星病は早生品種より少なく、家庭でも育てやすい部類。ただし晩生ゆえにシンクイムシの被害期間が長いので、袋かけは必須。お盆の頃に大玉のモモを穫りたい家庭に向きます。
川中島白桃の特徴
- 長野市川中島で発見、1977 年登録の晩生
- 果重 300〜350 グラム、糖度 13〜14 度
- 硬めの果肉で日持ちが 5〜7 日
- 8 月中旬〜下旬に熟す
- 花粉があり 1 本で結実
- 裂果・灰星病が早生より少ない
向いている使い方
- 生のまま食べる
- 追熟して柔らかく食べる
- お盆の頃の大玉モモ
- 庭植え向き
モモの育て方を項目ごとに読む
栽培カレンダー・作業のタイミング・病害虫は品種に関わらず共通です。まとめはモモの育て方に、項目ごとの解説は次のページにあります。
- モモの苗選びと植え付け — モモは日本の果樹の中でも水はけと日当たりにうるさい木です。品種と植え場所を決めてから冬に植えます。
- モモの剪定と仕立て — モモは前年に伸びた枝に花が付き、古い枝には付きません。冬に骨格を整え、夏に光を入れる剪定を続けます。
- モモの摘蕾・摘果・袋掛け — モモは花が多すぎるので、つぼみ・実・袋掛けの三段階で数を絞ります。残す数が実の大きさを決めます。
- モモの月別の作業 — モモは冬の剪定から夏の収穫まで作業が切れ目なく続きます。関東平野部を基準に月ごとの目安をまとめます。
- モモの病害虫と障害 — モモは果樹の中でも病害虫が多い木です。時期ごとに何が出るかを知り、予防の一回を外さないことが要です。
- モモの収穫と保存 — モモは木で完熟させた実が一番おいしい果物です。色と香りと手触りで採り時を見極め、傷を付けずに扱います。
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この品種を記録すると
アプリで作物に「モモ」、品種に「川中島白桃」と入れて記録を始めると、定植日からの経過日数と、写真・作業のメモが品種ごとに積み上がります。同じ品種を育てた去年の自分と見比べられるのが、品種を分けて記録するいちばんの利点です。
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