基本情報
- 系統・区分
- 白肉・早生/低温要求少
- 熟期
- 7 月上旬〜中旬
- 育てやすさ
- ★★★☆☆(5 段階で 3)
自家結実性あり。低温要求量が少なく早生、中果。開花が早く晩霜害に注意。
概要説明
さくひめは農研機構が温暖化に対応するため低温要求量の少ない品種を目指して育成し、2018 年に登録された早生の白肉種です。モモは冬に一定の低温に当たらないと花が咲かず、暖冬で開花が乱れる問題が増えていますが、さくひめは従来品種の半分ほどの低温で開花するため、温暖地や暖冬の年でも安定して結実します。果重は 200〜250 グラム、果皮は乳白色に紅が差し、果肉は白く柔らかく果汁が多く、糖度は 12〜13 度で酸味が少ない。収穫は 7 月上旬から中旬。花粉があるので 1 本で結実し、受粉樹は不要。樹勢は中程度で扱いやすい。日持ちは 3〜4 日。梅雨明け前後に熟すため袋かけで雨と灰星病から守ります。九州や関東南部など温暖な地域でモモを育てたい家庭に向く新しい品種。登録品種のため無断増殖はできません。
さくひめの特徴
- 農研機構育成、2018 年登録の早生
- 低温要求量が少なく暖冬でも開花が安定
- 果重 200〜250 グラム、糖度 12〜13 度
- 7 月上旬〜中旬に熟す
- 花粉があり 1 本で結実
- 登録品種で無断増殖不可
向いている使い方
- 生のまま食べる
- 温暖地・暖冬地域の庭植え
- 早出しのモモ
モモの育て方を項目ごとに読む
栽培カレンダー・作業のタイミング・病害虫は品種に関わらず共通です。まとめはモモの育て方に、項目ごとの解説は次のページにあります。
- モモの苗選びと植え付け — モモは日本の果樹の中でも水はけと日当たりにうるさい木です。品種と植え場所を決めてから冬に植えます。
- モモの剪定と仕立て — モモは前年に伸びた枝に花が付き、古い枝には付きません。冬に骨格を整え、夏に光を入れる剪定を続けます。
- モモの摘蕾・摘果・袋掛け — モモは花が多すぎるので、つぼみ・実・袋掛けの三段階で数を絞ります。残す数が実の大きさを決めます。
- モモの月別の作業 — モモは冬の剪定から夏の収穫まで作業が切れ目なく続きます。関東平野部を基準に月ごとの目安をまとめます。
- モモの病害虫と障害 — モモは果樹の中でも病害虫が多い木です。時期ごとに何が出るかを知り、予防の一回を外さないことが要です。
- モモの収穫と保存 — モモは木で完熟させた実が一番おいしい果物です。色と香りと手触りで採り時を見極め、傷を付けずに扱います。
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この品種を記録すると
アプリで作物に「モモ」、品種に「さくひめ」と入れて記録を始めると、定植日からの経過日数と、写真・作業のメモが品種ごとに積み上がります。同じ品種を育てた去年の自分と見比べられるのが、品種を分けて記録するいちばんの利点です。
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