基本情報
- 系統・区分
- 白肉・中晩生
- 熟期
- 8 月中旬〜下旬
- 育てやすさ
- ★★☆☆☆(5 段階で 2)
自家結実性あり。岡山系の白肉代表、大果で緻密。袋掛けと病害防除が重要。
概要説明
白桃 (はくとう) は 1899 年に岡山県の大久保重五郎が中国原産の上海水蜜の実生から選抜した品種で、日本の白肉モモの原点にあたる歴史的品種です。白鳳・あかつき・清水白桃など、日本の主要品種のほとんどがこの白桃の血を引いています。果重は 250〜300 グラム、果皮は袋をかけると乳白色に仕上がり、果肉は白く柔らかく、果汁が多く、糖度は 12〜13 度で酸味が少なく上品な甘さ。収穫は 8 月中旬から下旬の晩生。花粉がないので、白鳳やあかつきなど花粉のある品種を受粉樹として近くに植えるか、人工授粉が必要です。樹勢は強め。果肉が柔らかいため日持ちは 2〜3 日と短い。結実が不安定で収量が上がりにくく、現在の栽培面積はごくわずかですが、岡山県では原種として保存的に栽培されています。歴史的な品種を庭に残したい人向き。市場で「白桃」と呼ばれるのは多くの場合、白桃系品種の総称です。
白桃の特徴
- 1899 年岡山で選抜、日本の白肉モモの原点
- 白鳳・あかつき・清水白桃の祖先
- 果重 250〜300 グラム、糖度 12〜13 度
- 8 月中旬〜下旬の晩生
- 花粉がなく受粉樹が必要
- 結実が不安定で収量が上がりにくい
向いている使い方
- 生のまま食べる
- 歴史的品種の庭植え
- 岡山流の袋かけ栽培
モモの育て方を項目ごとに読む
栽培カレンダー・作業のタイミング・病害虫は品種に関わらず共通です。まとめはモモの育て方に、項目ごとの解説は次のページにあります。
- モモの苗選びと植え付け — モモは日本の果樹の中でも水はけと日当たりにうるさい木です。品種と植え場所を決めてから冬に植えます。
- モモの剪定と仕立て — モモは前年に伸びた枝に花が付き、古い枝には付きません。冬に骨格を整え、夏に光を入れる剪定を続けます。
- モモの摘蕾・摘果・袋掛け — モモは花が多すぎるので、つぼみ・実・袋掛けの三段階で数を絞ります。残す数が実の大きさを決めます。
- モモの月別の作業 — モモは冬の剪定から夏の収穫まで作業が切れ目なく続きます。関東平野部を基準に月ごとの目安をまとめます。
- モモの病害虫と障害 — モモは果樹の中でも病害虫が多い木です。時期ごとに何が出るかを知り、予防の一回を外さないことが要です。
- モモの収穫と保存 — モモは木で完熟させた実が一番おいしい果物です。色と香りと手触りで採り時を見極め、傷を付けずに扱います。
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この品種を記録すると
アプリで作物に「モモ」、品種に「白桃」と入れて記録を始めると、定植日からの経過日数と、写真・作業のメモが品種ごとに積み上がります。同じ品種を育てた去年の自分と見比べられるのが、品種を分けて記録するいちばんの利点です。
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