基本情報
- 系統・区分
- 蟠桃/扁平果
- 熟期
- 7 月下旬〜8 月中旬
- 育てやすさ
- ★★☆☆☆(5 段階で 2)
自家結実性ありが多い。扁平な果形で中果、甘味と香り。裂果と病害に注意。
概要説明
蟠桃 (ばんとう) は中国原産の平たい円盤形のモモで、西遊記に登場する不老長寿の桃としても知られる古い系統の総称です。果重は 100〜200 グラムと小ぶりで、上下から押しつぶしたような扁平な形、果皮は乳白色に紅が差し、果肉は白または黄で緻密、糖度は 13〜15 度と高く、酸味が少なく濃厚な甘さ。収穫は 7 月下旬から 8 月中旬で、系統によって幅があります。花粉があるので 1 本で結実し、受粉樹は不要。樹勢は中程度で、家庭では開心自然形に仕立てます。扁平な形のため果頂部から裂けやすく、雨に当たると裂果や腐敗が出やすいのが最大の弱点で、袋かけと雨よけが必要。日持ちは 3〜4 日。市場にほとんど出回らない珍しい形と濃い甘さを、家庭で楽しむ価値のあるモモです。苗木は蟠桃の名で複数の系統が流通しているので、入手先で熟期を確認してください。
蟠桃の特徴
- 中国原産の平たい円盤形のモモ
- 果重 100〜200 グラム、糖度 13〜15 度
- 酸味が少なく濃厚な甘さ
- 7 月下旬〜8 月中旬に熟す
- 花粉があり 1 本で結実
- 果頂部から裂けやすく袋かけ・雨よけが必要
向いている使い方
- 生のまま食べる
- 珍しい形を楽しむ家庭栽培
- 雨よけ栽培
モモの育て方を項目ごとに読む
栽培カレンダー・作業のタイミング・病害虫は品種に関わらず共通です。まとめはモモの育て方に、項目ごとの解説は次のページにあります。
- モモの苗選びと植え付け — モモは日本の果樹の中でも水はけと日当たりにうるさい木です。品種と植え場所を決めてから冬に植えます。
- モモの剪定と仕立て — モモは前年に伸びた枝に花が付き、古い枝には付きません。冬に骨格を整え、夏に光を入れる剪定を続けます。
- モモの摘蕾・摘果・袋掛け — モモは花が多すぎるので、つぼみ・実・袋掛けの三段階で数を絞ります。残す数が実の大きさを決めます。
- モモの月別の作業 — モモは冬の剪定から夏の収穫まで作業が切れ目なく続きます。関東平野部を基準に月ごとの目安をまとめます。
- モモの病害虫と障害 — モモは果樹の中でも病害虫が多い木です。時期ごとに何が出るかを知り、予防の一回を外さないことが要です。
- モモの収穫と保存 — モモは木で完熟させた実が一番おいしい果物です。色と香りと手触りで採り時を見極め、傷を付けずに扱います。
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この品種を記録すると
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