基本情報
- 系統・区分
- 秋冬どり
- 熟期
- 中晩生
- 収穫までの日数
- 約 75 日
- 育てやすさ
- ★★★☆☆(5 段階で 3)
概要説明
冬どり大蔵は、東京の世田谷で作られてきた江戸東京野菜の大蔵大根を、冬どり向けに改良した白首の大根です。大蔵大根は首から尻まで太さがそろった円筒形で、尻が丸くつまり、根長 35〜40 センチ、根径 8 センチほどのがっしりした姿が特徴で、この品種もその形を受け継いでいます。首まで白く、肉質は緻密でやわらかく、水分が多くて甘みがあり、繊維が少ないので煮物にすると味が芯までよく染み、おでんの大根として高く評価されてきました。生育は秋まきで 70〜80 日と総太り青首よりやや遅く、寒さにあたるほど甘みが増すので 12 月から 1 月の冬どりに向きます。根が地中深くまっすぐ伸びるため、深さ 40 センチ以上の耕土がある畑が必要で、プランターには向きません。冬どり大蔵は在来の大蔵より そろい と す入りの遅さが改善されており、家庭菜園でも作りやすくなっていますが、青首ほど耐病性は強くないので連作を避け、アブラムシによるウイルス病を防ぎます。
冬どり大蔵の特徴
- 江戸東京野菜の大蔵大根を冬どり向けに改良
- 首から尻まで太さがそろい、尻が丸い白首の円筒形
- 繊維が少なくやわらかで、煮ると味がよく染みる
- 秋まき 70〜80 日、寒さで甘みが増す冬どり向き
- 深さ 40 センチ以上の耕土が必要でプランター不向き
向いている使い方
- おでん・ふろふき大根
- 煮物・炊き物
- たくあん漬け
- 伝統野菜の栽培
大根の育て方を項目ごとに読む
栽培カレンダー・作業のタイミング・病害虫は品種に関わらず共通です。まとめは大根の育て方に、項目ごとの解説は次のページにあります。
- 大根の土づくり — 又根の多くは土中の障害物と未熟な堆肥が原因です。深さ30センチの床づくりで防げます。
- 大根の種まき・間引き — 1か所に4〜5粒まき、子葉と本葉の段階で2回に分けて間引くと株が安定します。
- 大根の追肥・土寄せ — 追肥は間引きに合わせて2回まで。土寄せは倒伏と首の緑化を同時に防ぎます。
- 大根の月別の作業 — 何月に何をするかを秋まき・春まきに分け、地域差もふくめて一覧にしました。
- 大根の病害虫・肌荒れ — 警戒すべき相手は生育段階で入れ替わります。発芽直後の食害と土中の被害が要点です。
- 大根の収穫・保存 — 抜きどきは日数と首の太さで判断します。採り遅れはす入りに直結します。
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この品種を記録すると
アプリで作物に「大根」、品種に「冬どり大蔵」と入れて記録を始めると、定植日からの経過日数と、写真・作業のメモが品種ごとに積み上がります。同じ品種を育てた去年の自分と見比べられるのが、品種を分けて記録するいちばんの利点です。
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