基本情報
- 系統・区分
- 秋冬どり
- 熟期
- 中晩生
- 収穫までの日数
- 約 75 日
- 種類
- 固定種
- 育てやすさ
- ★★★☆☆(5 段階で 3)
概要説明
干し理想は、大正から昭和にかけて練馬系の白首大根から選抜された、たくあん漬け専用の伝統的な干し大根の系統です。根は細長く、根長 40 センチ前後、根径 5〜6 センチで、首まで白く緑の部分がありません。肉質は硬くしまって水分が少なく、収穫して干すと均一に縮み、噛みごたえのあるたくあんに仕上がります。生育は秋まき 70〜75 日と長めで、根が深く伸びるため耕土の深さが 40 センチ以上ある畑が必要です。耐病性を持たせた耐病干し理想の元になった系統で、こちらは固定種として流通しており、ウイルス病や萎黄病には強くないので、アブラムシの防除と連作回避が欠かせません。生食や煮物向きの水分の多い品種ではなく、家で本格的にたくあんを漬けたい人が、11 月から 12 月の乾いた寒風で干して使うための品種です。
干し理想の特徴
- 練馬系から選抜されたたくあん専用の伝統干し大根
- 根長 40 センチ前後の細長い白首
- 水分が少なく肉質が硬く、干して縮みがよい
- 固定種で耐病性は弱めのため連作を避ける
- 耕土 40 センチ以上の深い畑が必要
向いている使い方
- 自家製たくあん
- 干し大根・切り干し大根
- 伝統的な漬物用栽培
大根の育て方を項目ごとに読む
栽培カレンダー・作業のタイミング・病害虫は品種に関わらず共通です。まとめは大根の育て方に、項目ごとの解説は次のページにあります。
- 大根の土づくり — 又根の多くは土中の障害物と未熟な堆肥が原因です。深さ30センチの床づくりで防げます。
- 大根の種まき・間引き — 1か所に4〜5粒まき、子葉と本葉の段階で2回に分けて間引くと株が安定します。
- 大根の追肥・土寄せ — 追肥は間引きに合わせて2回まで。土寄せは倒伏と首の緑化を同時に防ぎます。
- 大根の月別の作業 — 何月に何をするかを秋まき・春まきに分け、地域差もふくめて一覧にしました。
- 大根の病害虫・肌荒れ — 警戒すべき相手は生育段階で入れ替わります。発芽直後の食害と土中の被害が要点です。
- 大根の収穫・保存 — 抜きどきは日数と首の太さで判断します。採り遅れはす入りに直結します。
「干し理想」の種を買う
【つけもの大根】耐病干し理想【タキイ交配】(ニュールック)(8ml/約230粒)[秋まき]野菜種
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この品種を記録すると
アプリで作物に「大根」、品種に「干し理想」と入れて記録を始めると、定植日からの経過日数と、写真・作業のメモが品種ごとに積み上がります。同じ品種を育てた去年の自分と見比べられるのが、品種を分けて記録するいちばんの利点です。
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