基本情報
- 系統・区分
- 曲がり・高級食材
- 熟期
- 晩生
- 収穫までの日数
- 約 200 日
- 育てやすさ
- ★★☆☆☆(5 段階で 2)
種芋で栄養繁殖。土寄せで湾曲させる高級里芋。粘質で煮崩れしにくい。
概要説明
京都の伝統野菜として知られる高級里芋が海老芋(えびいも)で、唐芋の子芋を何度も土寄せして湾曲させ、海老のように反った縞模様の芋に仕立てたものです。品種というより唐芋を特別な方法で栽培した呼び名で、静岡の遠州地方でも作られています。子芋は1個200〜300グラムと大きく、肉質はきめ細かく粘りがあり、煮ても崩れず味が染み、京料理の「いもぼう」に欠かせません。栽培は手間がかかり、4月下旬〜5月に唐芋を植え、子芋が伸び始めたら株の片側から土を寄せて芋を曲げ、夏から秋にかけて4〜5回繰り返します。乾燥に弱いので水やりを欠かさず、追肥も多めに与えます。晩生で植え付けから200日前後と長く、11月に掘ります。草丈は1.5メートルを超え、株間は70センチ以上取ります。貯蔵性は中程度です。家庭菜園では形にこだわらず唐芋として作っても味は同じで、本格的な海老の形を目指すなら土寄せの回数が鍵です。
海老芋の特徴
- 京都の伝統野菜で唐芋を土寄せで曲げて作る高級品
- 子芋が1個200〜300グラムと大きい
- きめ細かく粘りがあり煮崩れしない
- 4〜5回の片側土寄せで海老の形に仕立てる
- 晩生で植え付けから200日前後
- 手間がかかり栽培は難しい
向いている使い方
- 京料理のいもぼう
- 含め煮や炊き合わせ
- 揚げ出しや素揚げ
里芋の育て方を項目ごとに読む
栽培カレンダー・作業のタイミング・病害虫は品種に関わらず共通です。まとめは里芋の育て方に、項目ごとの解説は次のページにあります。
- 里芋の種芋・植え付け — 芽出しと植え付けの深さで、その年に付く子芋の数と大きさがほぼ決まります。
- 里芋の土寄せ・芽かき — 子芋は種芋より上に付きます。土を寄せて芋の入る場所を先に作るのが土寄せです。
- 里芋の水やり・敷きわら — 里芋の失敗はほとんど夏の乾燥です。敷きわらと潅水で土を湿ったまま保ちます。
- 里芋の月別の作業 — 何月に何をするかを、芽出し・土寄せ・潅水・収穫・貯蔵の順に月別で並べます。
- 里芋の病害虫・乾燥害 — 里芋で警戒するのは夏の食害と、種芋と連作から来る病気、そして乾燥害です。
- 里芋の収穫・貯蔵 — 掘る合図は下葉の枯れと初霜の予報です。貯蔵は冷やさず土の中で越させます。
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この品種を記録すると
アプリで作物に「里芋」、品種に「海老芋」と入れて記録を始めると、定植日からの経過日数と、写真・作業のメモが品種ごとに積み上がります。同じ品種を育てた去年の自分と見比べられるのが、品種を分けて記録するいちばんの利点です。
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