基本情報
- 系統・区分
- 在来・山形系
- 熟期
- 中晩生
- 収穫までの日数
- 約 190 日
- 育てやすさ
- ★★★☆☆(5 段階で 3)
種芋で栄養繁殖。山形の伝統系。粘り・風味が強く、流通量は限定的。
概要説明
山形県真室川町の佐藤家で400年にわたり一子相伝で守られてきたと伝わる在来の里芋が甚五右ヱ門芋(じんごえもんいも)です。門外不出だった種芋が近年になって地域で共有され、限られた生産者が作る希少な地方品種です。子芋用で、子芋は丸みのある卵形、肉質はきめ細かく、ねっとりと強い粘りがありながら口の中でとろけ、独特の甘味とこくがあります。地元では芋煮や煮物に使い、皮ごと蒸して食べても美味です。中晩生で植え付けから180〜200日、5月に植えて10月中旬〜11月に掘ります。寒い地域の在来なので寒さにはある程度慣れていますが、霜には弱いので霜の前に掘り上げます。乾燥に弱く、水を切らさないことが大切です。貯蔵性は中程度で、10度前後で保存します。流通量は極めて少なく、種芋の入手は困難で、真室川の生産者組合を通じた限定的な販売に頼ります。手に入れば種芋を取り続けて自家増殖できます。
甚五右ヱ門芋の特徴
- 山形県真室川町で400年守られたと伝わる在来
- 一子相伝の門外不出だった希少品種
- ねっとりと強い粘りがありとろける
- 独特の甘味とこくがある
- 中晩生で植え付けから180〜200日
- 種芋の入手が極めて困難
向いている使い方
- 芋煮や煮物
- 皮ごと蒸して塩で
- 在来種を守る自家増殖
里芋の育て方を項目ごとに読む
栽培カレンダー・作業のタイミング・病害虫は品種に関わらず共通です。まとめは里芋の育て方に、項目ごとの解説は次のページにあります。
- 里芋の種芋・植え付け — 芽出しと植え付けの深さで、その年に付く子芋の数と大きさがほぼ決まります。
- 里芋の土寄せ・芽かき — 子芋は種芋より上に付きます。土を寄せて芋の入る場所を先に作るのが土寄せです。
- 里芋の水やり・敷きわら — 里芋の失敗はほとんど夏の乾燥です。敷きわらと潅水で土を湿ったまま保ちます。
- 里芋の月別の作業 — 何月に何をするかを、芽出し・土寄せ・潅水・収穫・貯蔵の順に月別で並べます。
- 里芋の病害虫・乾燥害 — 里芋で警戒するのは夏の食害と、種芋と連作から来る病気、そして乾燥害です。
- 里芋の収穫・貯蔵 — 掘る合図は下葉の枯れと初霜の予報です。貯蔵は冷やさず土の中で越させます。
「甚五右ヱ門芋」の種を買う
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この品種を記録すると
アプリで作物に「里芋」、品種に「甚五右ヱ門芋」と入れて記録を始めると、定植日からの経過日数と、写真・作業のメモが品種ごとに積み上がります。同じ品種を育てた去年の自分と見比べられるのが、品種を分けて記録するいちばんの利点です。
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