基本情報
- 系統・区分
- 在来・山形系
- 熟期
- 中晩生
- 収穫までの日数
- 約 190 日
- 育てやすさ
- ★★★★☆(5 段階で 4)
種芋で栄養繁殖。山形の在来系。粘質で煮物向き。地域性が強い。
概要説明
山形市の悪戸(あくと)地区で古くから作られてきた在来の里芋が悪戸芋で、山形名物の芋煮に使われる地方品種です。子芋用で、子芋は長めの卵形で1個40〜80グラム、肉質はきめ細かくねっとりと粘りが強く、煮ても崩れにくいので芋煮や煮物に向きます。とろけるような食感と強い粘りが特徴で、地元では他の里芋と区別して珍重されます。中晩生で植え付けから180〜200日、5月に植えて10月中旬〜11月に掘ります。寒い地域の在来なので寒さにはある程度慣れていますが、霜には弱いので霜の前に掘り上げます。草丈は1.2〜1.5メートルで、株間は50センチ以上取ります。乾燥に弱く、悪戸地区が川沿いの湿った土地であることからも分かる通り、水を切らさないことが最も大切です。貯蔵性は中程度で、10度前後で保存します。在来種なので種芋を取り続けて自家増殖でき、流通量は少なく山形の直売所などで入手します。
悪戸芋の特徴
- 山形市の悪戸地区の在来で芋煮に使われる
- ねっとりと粘りが強くとろける食感
- 子芋が長めの卵形で1個40〜80グラム
- 中晩生で植え付けから180〜200日
- 水を切らさないことが最も大切
- 流通量が少なく種芋を自家増殖する
向いている使い方
- 山形の芋煮
- 煮物や煮っころがし
- 在来種を守る自家増殖
里芋の育て方を項目ごとに読む
栽培カレンダー・作業のタイミング・病害虫は品種に関わらず共通です。まとめは里芋の育て方に、項目ごとの解説は次のページにあります。
- 里芋の種芋・植え付け — 芽出しと植え付けの深さで、その年に付く子芋の数と大きさがほぼ決まります。
- 里芋の土寄せ・芽かき — 子芋は種芋より上に付きます。土を寄せて芋の入る場所を先に作るのが土寄せです。
- 里芋の水やり・敷きわら — 里芋の失敗はほとんど夏の乾燥です。敷きわらと潅水で土を湿ったまま保ちます。
- 里芋の月別の作業 — 何月に何をするかを、芽出し・土寄せ・潅水・収穫・貯蔵の順に月別で並べます。
- 里芋の病害虫・乾燥害 — 里芋で警戒するのは夏の食害と、種芋と連作から来る病気、そして乾燥害です。
- 里芋の収穫・貯蔵 — 掘る合図は下葉の枯れと初霜の予報です。貯蔵は冷やさず土の中で越させます。
「悪戸芋」の種を買う
¥6,980
他のお店でも探す「里芋 悪戸芋 種」
この品種を記録すると
アプリで作物に「里芋」、品種に「悪戸芋」と入れて記録を始めると、定植日からの経過日数と、写真・作業のメモが品種ごとに積み上がります。同じ品種を育てた去年の自分と見比べられるのが、品種を分けて記録するいちばんの利点です。
iPhone 対応(Android 版は準備中)。無料で使えます。