基本情報
- 系統・区分
- 五寸人参・固定種/家庭菜園
- 熟期
- 中生
- 収穫までの日数
- 約 105 日
- 種類
- 固定種
- 育てやすさ
- ★★★★☆(5 段階で 4)
古くからある五寸系。作りやすいがF1ほどそろいは強くない。
概要説明
黒田五寸は、昭和初期に長崎県の黒田正氏が西洋系の品種から選抜して育成した五寸にんじんで、現在の日本の五寸にんじんの多くの元になった固定種です。根は長さ 15〜18 センチ、重さ 150〜200 グラムほどの肩の張った円錐形で、表皮は橙色、中は橙紅色で、肉質はやわらかく甘みがあり、にんじんらしい香りがあります。耐暑性があって夏まきに向き、播種後 100〜110 日で収穫でき、寒さにあてると甘みが増して冬の煮物に使いやすい味になります。固定種のため根形や肥大にばらつきが出やすく、一代交配種に比べるとそろいや芯の色は劣りますが、自家採種ができ、昔ながらの味と作りやすさで家庭菜園で根強く作られています。黒田五寸は深さ 25〜30 センチのプランターでも育ち、発芽までの乾燥を防ぐことが最大のこつで、本葉 5〜6 枚までに株間 10 センチへ間引きます。春まきではとう立ちしやすいので、7 月から 8 月の夏まきで秋冬どりにするのが本来の作型です。
黒田五寸の特徴
- 昭和初期に長崎で育成された五寸にんじんの原点となる固定種
- 長さ 15〜18 センチ・150〜200 グラムの円錐形
- 肉質がやわらかく甘みがあり、にんじんらしい香り
- 耐暑性があり夏まき向き、播種後 100〜110 日
- 固定種で自家採種ができ、そろいはやや劣る
向いている使い方
- 煮物・きんぴら
- カレー・シチュー
- 夏まき・秋冬どりの家庭菜園
- 自家採種
にんじんの育て方を項目ごとに読む
栽培カレンダー・作業のタイミング・病害虫は品種に関わらず共通です。まとめはにんじんの育て方に、項目ごとの解説は次のページにあります。
- にんじんの種まき・発芽 — にんじんは発芽さえそろえば半分成功です。覆土は薄く、まいてから10日は絶対に乾かしません。
- にんじんの土づくり — 又根と岐根は種をまく前に決まります。深さ30センチを石と塊のない状態に整えるのが要点です。
- にんじんの間引き・土寄せ — 間引きは3回に分け、最後は株間10センチ前後。同時に土寄せして肩の緑化を防ぎます。
- にんじんの月別の作業 — 何月に何をするかを作型別に表でまとめました。夏まきが基本、春まきは保温と品種で難所を越えます。
- にんじんの病害虫・裂根 — にんじんで実際に困るのは葉を食う虫、土の中の線虫、そして裂根です。時期ごとの警戒点を整理します。
- にんじんの収穫・保存 — 収穫は肩の直径と播種後日数の二つで判断します。冬どりは畑に置いたまま保存できます。
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この品種を記録すると
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