基本情報
- 系統・区分
- 島人参・在来/黄色長根
- 熟期
- 晩生
- 収穫までの日数
- 約 110 日
- 種類
- 固定種
- 育てやすさ
- ★★★☆☆(5 段階で 3)
沖縄在来の黄色長根系。香りがあり、煮物・汁物向け。
概要説明
沖縄島人参は、沖縄で古くから作られてきた東洋系の在来にんじんで、鮮やかな黄色の細長い根と独特の香りが特徴の地方品種です。根は長さ 30〜40 センチ、太さ 2〜3 センチの細長い円錐形で、表皮も中も黄色に染まり、沖縄では「チデークニ」の名で親しまれ、豚肉や昆布と煮込む汁物や炒め物に使われます。肉質はやわらかく甘みがあり、西洋にんじんより香りが強く、煮込むと汁に風味が移るので、煮物や汁物に向きます。沖縄の温暖な気候に合った品種で、9 月から 10 月の秋まきで 100〜120 日、冬から春に収穫する作型が基本で、本土では夏まきの秋冬どりで作れますが、寒さには強くありません。根が長く地中深く伸びるので、深さ 40 センチ以上の耕土がある畑が必要で、浅い土では又根や曲がりが出ます。沖縄島人参は在来の固定種で根形や色に個体差があり、発芽率が西洋種より低めなので厚めにまいて発芽まで乾かさないことがこつで、種は沖縄の種苗店や保存会から入手する品種です。
沖縄島人参の特徴
- 沖縄の在来で黄色い細長い根の東洋系にんじん
- 長さ 30〜40 センチ・太さ 2〜3 センチの円錐形
- 西洋にんじんより香りが強く、煮込みで風味が出る
- 秋まき 100〜120 日、寒さには強くない
- 深さ 40 センチ以上の耕土が必要
- 在来固定種で色や形に個体差がある
向いている使い方
- 沖縄の汁物・煮込み料理
- 炒め物・チャンプルー
- 伝統野菜の栽培
にんじんの育て方を項目ごとに読む
栽培カレンダー・作業のタイミング・病害虫は品種に関わらず共通です。まとめはにんじんの育て方に、項目ごとの解説は次のページにあります。
- にんじんの種まき・発芽 — にんじんは発芽さえそろえば半分成功です。覆土は薄く、まいてから10日は絶対に乾かしません。
- にんじんの土づくり — 又根と岐根は種をまく前に決まります。深さ30センチを石と塊のない状態に整えるのが要点です。
- にんじんの間引き・土寄せ — 間引きは3回に分け、最後は株間10センチ前後。同時に土寄せして肩の緑化を防ぎます。
- にんじんの月別の作業 — 何月に何をするかを作型別に表でまとめました。夏まきが基本、春まきは保温と品種で難所を越えます。
- にんじんの病害虫・裂根 — にんじんで実際に困るのは葉を食う虫、土の中の線虫、そして裂根です。時期ごとの警戒点を整理します。
- にんじんの収穫・保存 — 収穫は肩の直径と播種後日数の二つで判断します。冬どりは畑に置いたまま保存できます。
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この品種を記録すると
アプリで作物に「にんじん」、品種に「沖縄島人参」と入れて記録を始めると、定植日からの経過日数と、写真・作業のメモが品種ごとに積み上がります。同じ品種を育てた去年の自分と見比べられるのが、品種を分けて記録するいちばんの利点です。
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