基本情報
- 系統・区分
- 夏まき種
- 熟期
- 中生
- 収穫までの日数
- 約 105 日
- 種類
- 固定種
- 育てやすさ
- ★★★★☆(5 段階で 4)
概要説明
夏蒔鮮紅五寸は、夏まきの秋冬どりに向く五寸にんじんの固定種で、名前の通り根の色が鮮やかな紅橙色になることから古くから作られてきた品種です。根は長さ 15〜18 センチ、重さ 150〜200 グラムほどの肩の張った円錐形で、表皮も中も濃い橙紅色に染まり、肉質はやわらかく甘みがあってにんじんらしい香りがあります。耐暑性があるので 7 月から 8 月の夏まきに向き、播種後 100〜110 日、11 月から 12 月に収穫し、寒さにあてると甘みが増します。固定種のため根形や肥大にばらつきが出やすく、一代交配種ほどのそろいはありませんが、作りやすく自家採種もできるので、昔ながらのにんじんを作りたい家庭菜園で根強く作られています。深さ 25〜30 センチのプランターでも育ち、発芽までの 7〜10 日間を乾かさないことと、本葉 5〜6 枚までに株間 10 センチへ間引くことが太い根を作るこつです。夏蒔鮮紅五寸は春まきではとう立ちしやすいので夏まきを基本とし、収穫が遅れると根が裂けるため適期に抜きます。
夏蒔鮮紅五寸の特徴
- 夏まき・秋冬どり向けの五寸にんじんの固定種
- 長さ 15〜18 センチ・150〜200 グラムの円錐形
- 表皮も中も濃い橙紅色で甘みがある
- 耐暑性があり、播種後 100〜110 日
- 自家採種ができ、そろいはやや劣る
向いている使い方
- 煮物・きんぴら
- カレー・シチュー
- 夏まき・秋冬どりの家庭菜園
- 自家採種
にんじんの育て方を項目ごとに読む
栽培カレンダー・作業のタイミング・病害虫は品種に関わらず共通です。まとめはにんじんの育て方に、項目ごとの解説は次のページにあります。
- にんじんの種まき・発芽 — にんじんは発芽さえそろえば半分成功です。覆土は薄く、まいてから10日は絶対に乾かしません。
- にんじんの土づくり — 又根と岐根は種をまく前に決まります。深さ30センチを石と塊のない状態に整えるのが要点です。
- にんじんの間引き・土寄せ — 間引きは3回に分け、最後は株間10センチ前後。同時に土寄せして肩の緑化を防ぎます。
- にんじんの月別の作業 — 何月に何をするかを作型別に表でまとめました。夏まきが基本、春まきは保温と品種で難所を越えます。
- にんじんの病害虫・裂根 — にんじんで実際に困るのは葉を食う虫、土の中の線虫、そして裂根です。時期ごとの警戒点を整理します。
- にんじんの収穫・保存 — 収穫は肩の直径と播種後日数の二つで判断します。冬どりは畑に置いたまま保存できます。
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この品種を記録すると
アプリで作物に「にんじん」、品種に「夏蒔鮮紅五寸」と入れて記録を始めると、定植日からの経過日数と、写真・作業のメモが品種ごとに積み上がります。同じ品種を育てた去年の自分と見比べられるのが、品種を分けて記録するいちばんの利点です。
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