基本情報
- 系統・区分
- 優先度高め・甘果桜桃/早生
- 熟期
- 5 月下旬〜6 月上旬
- 育てやすさ
- ★★★☆☆(5 段階で 3)
自家不和合性で受粉樹推奨。早生の古典品種。実はやや小さめ、裂果に注意。
概要説明
ジャボレーはフランス由来の極早生品種で、明治期に日本へ導入され、サクランボの中で最も早く色づく品種のひとつです。収穫は 5 月下旬〜6 月上旬で、佐藤錦より 2〜3 週間早く穫れます。果実は 4〜5 グラムと小ぶりで、果皮は濃い赤から紫黒色、果肉は赤く軟らかめ。糖度は 12〜14 度で酸味がはっきりあり、甘酸っぱい昔ながらの味です。自家不和合性ですが花粉が多く、他品種の受粉樹として使われてきました。樹勢は強く実付きがよいので、家庭でも実は成りやすい方です。果肉が軟らかく日持ちは非常に短いため、穫ったらすぐ食べるかジャムにします。雨に当たると裂果しやすく、鳥にも狙われやすいので、色づき始めたらネットをかけてください。
ジャボレーの特徴
- フランス由来で明治に導入された極早生
- 収穫は 5 月下旬〜6 月上旬で最も早い部類
- 果重 4〜5 グラムの小果で果肉が赤い
- 糖度 12〜14 度で酸味がはっきりある
- 花粉が多く受粉樹として使える
- 日持ちが非常に短く裂果しやすい
向いている使い方
- 穫ってすぐ生食
- ジャムや果実酒
- 他品種の受粉樹
- 極早生の家庭果樹
サクランボの育て方を項目ごとに読む
栽培カレンダー・作業のタイミング・病害虫は品種に関わらず共通です。まとめはサクランボの育て方に、項目ごとの解説は次のページにあります。
- サクランボの苗選びと植え付け — サクランボは品種選びで九割が決まります。関東で育つ品種、受粉樹の組み合わせ、十二月から二月の植え付け手順をまとめます。
- サクランボの剪定と仕立て — サクランボは切り口から枯れやすく、強剪定を嫌います。夏の間引きと冬の弱い剪定で、実がつく短い枝を増やす方法をまとめます。
- サクランボの受粉と結実 — サクランボは花が咲いても実がつかない相談が最も多い果樹です。受粉樹の相性、人工授粉の手順、実がつかないときの原因を整理します。
- サクランボの月別の作業 — サクランボは春の三か月に作業が集中します。関東の露地と鉢植えを前提に、月ごとの作業と樹の姿の目安をまとめます。
- サクランボの病害虫と鳥害 — サクランボで実を失う原因は、鳥、雨による実割れ、灰星病、幹に入るコスカシバです。見分け方と防ぎ方をまとめます。
- サクランボの収穫と保存 — サクランボは収穫後に追熟しないので、樹の上で完熟させて取ります。色の見方、軸ごと取る方法、日持ちの短い実の保存方法をまとめます。
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