基本情報
- 系統・区分
- 暖地系にんにく・早生
- 熟期
- 早生
- 収穫までの日数
- 約 220 日
- 育てやすさ
- ★★★★☆(5 段階で 4)
暖地向けの早生系。小〜中球で分球しやすく、家庭菜園で扱いやすい。
概要説明
中国の上海近郊の嘉定を原産とする暖地系の早生にんにくが嘉定種(かていしゅ)で、上海早生と近い系統として西日本で古くから作られています。鱗片は8〜12片で小〜中球になり、1球は直径5センチ前後、重さ40〜50グラムです。皮は白く、香りと辛味は穏やかで、生の薬味にも加熱にも使いやすいです。暖地系なので冬の低温が少ない地域でもよく分球し、関東以西の平地の家庭菜園で扱いやすい品種です。早生で収穫は5月中下旬と早く、梅雨前に穫れるので腐敗が少ないです。若い葉を葉にんにくとして冬に穫る使い方もでき、香りが穏やかなので炒め物に向きます。栽培は9月下旬〜10月に植え、2月と3月に追肥し、春に出る花茎を摘みます。貯蔵性は寒地系より短く、乾かして秋までが目安です。さび病と春腐病に注意し、水はけのよい畝で育てます。
嘉定種の特徴
- 中国の嘉定原産で西日本で古くから作られる暖地系
- 鱗片が8〜12片の小〜中球で1球40〜50グラム
- 香りと辛味が穏やか
- 冬の低温が少なくてもよく分球する
- 早生で5月中下旬収穫
- 葉にんにくとしても使える
向いている使い方
- 薬味や炒め物
- 葉にんにくとして冬に若どり
- 暖地での家庭菜園向き
にんにくの育て方を項目ごとに読む
栽培カレンダー・作業のタイミング・病害虫は品種に関わらず共通です。まとめはにんにくの育て方に、項目ごとの解説は次のページにあります。
- にんにくの種球選びと植え付け — 寒地系か暖地系かを選び違えると、どれだけ手をかけても球は太りません。
- にんにくの冬の管理と追肥 — 冬のあいだに根と葉をどこまで作れたかで、春の肥大の上限が決まります。
- にんにくの春の管理・芽かき — 春は分球した2本目を抜き、花茎を摘む。どちらも球へ養分を集めるための作業です。
- にんにくの月別の作業 — 植え付けから収穫まで約9か月。今月やるべきことを月ごとの表で確認できます。
- にんにくの病気と害虫 — にんにくの病気はほぼ春に集中します。出る時期を知り、先に手を打つ設計にします。
- にんにくの収穫と乾燥・保存 — 収穫は葉の枯れ具合と天気で決めます。乾燥の善し悪しがそのまま保存期間になります。
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