基本情報
- 系統・区分
- 葉利用・若どり
- 育てやすさ
- ★★★★★(5 段階で 5)
若い葉を利用するタイプ。品種名ではなく用途名として扱うのが安全。
概要説明
球が太る前の若い葉と茎をにら(韮)のように食べる利用法が葉にんにくで、特定の品種名ではなく用途名です。中国料理や高知県の郷土料理で使われ、にんにくの香りをまとった柔らかい葉を炒め物や鍋物に入れると、球とは違うさわやかな風味が楽しめます。栽培は普通のにんにくと同じく9月下旬〜10月に鱗片を植えますが、株間を5〜8センチと密にし、草丈30〜40センチになった11月から翌年3月にかけて株ごと抜き取ります。上海早生や嘉定種などの暖地系の早生品種が葉の伸びがよくて向いており、九州の在来系統も昔から葉利用されてきました。プランターでも作れ、種球1つから数か月で収穫できるので、球を穫るまで8か月待つのが長いと感じる人に向いています。球を穫る株と葉を穫る株を分けて植えれば、冬の間ずっと収穫できます。過湿と春腐病に注意します。
葉にんにくの特徴
- 球が太る前の若い葉と茎を食べる用途名
- 草丈30〜40センチで株ごと抜き取る
- 11月から翌年3月に収穫できる
- 暖地系の早生品種が向く
- 株間5〜8センチの密植で作る
- プランターでも作れる
向いている使い方
- にんにく風味の炒め物
- 鍋物やすき焼き
- 高知の郷土料理ぬた
- プランター栽培向き
にんにくの育て方を項目ごとに読む
栽培カレンダー・作業のタイミング・病害虫は品種に関わらず共通です。まとめはにんにくの育て方に、項目ごとの解説は次のページにあります。
- にんにくの種球選びと植え付け — 寒地系か暖地系かを選び違えると、どれだけ手をかけても球は太りません。
- にんにくの冬の管理と追肥 — 冬のあいだに根と葉をどこまで作れたかで、春の肥大の上限が決まります。
- にんにくの春の管理・芽かき — 春は分球した2本目を抜き、花茎を摘む。どちらも球へ養分を集めるための作業です。
- にんにくの月別の作業 — 植え付けから収穫まで約9か月。今月やるべきことを月ごとの表で確認できます。
- にんにくの病気と害虫 — にんにくの病気はほぼ春に集中します。出る時期を知り、先に手を打つ設計にします。
- にんにくの収穫と乾燥・保存 — 収穫は葉の枯れ具合と天気で決めます。乾燥の善し悪しがそのまま保存期間になります。
「葉にんにく」の種を買う
【葉にんにく】 種 球根 100g入りと250g入りから選ぶ。奈良県産 国産 (植え付け時期8月上旬〜10月下旬まで)
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この品種を記録すると
アプリで作物に「にんにく」、品種に「葉にんにく」と入れて記録を始めると、定植日からの経過日数と、写真・作業のメモが品種ごとに積み上がります。同じ品種を育てた去年の自分と見比べられるのが、品種を分けて記録するいちばんの利点です。
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