GadeninEnglishアプリを入れる
🥕 野菜・果菜

にんにくの育て方|栽培方法と収穫までのコツ

秋に植えて翌年初夏に収穫する、手間の少ない作物です。植え付けさえ済めば冬はほぼ放置でよく、春の追肥と花茎(にんにくの芽)摘みが主な作業です。寒地系・暖地系で適した品種が違います。

iPhone 対応(Android 版は準備中)。無料で使えます。

にんにくの写真

科: ヒガンバナ科属: Allium日当たり: 日なた水やり: 少なめ。春先の乾燥時だけ補う耐寒性: 強い

栽培カレンダー

関東地方の目安です。地域と品種で前後します。実際の日付は記録に残しましょう。

播種・育苗生育収穫

9月の畑仕事を見る

にんにくの月別の作業を詳しく見る

にんにくを詳しく知る

項目ごとに 1 ページで掘り下げています。いま知りたいところから読んでください。

よくある悩み・今の作業

にんにくで実際に起きる悩みと、時期ごとの作業を 1 つずつ解決する記事です。

にんにくの悩みと作業をすべて見る

記録しておきたいタイミング

植え付け日と品種

寒地系か暖地系かで植え付け適期と収穫期が変わります。品種と日付を残しましょう。

追肥の日

2月と3月の追肥が玉の大きさを決めます。追肥日を残すと、遅れがすぐ分かります。

花茎を摘んだ日・収穫日

5月に伸びる花茎を摘むと玉が太ります。摘んだ日と、葉が黄変してからの収穫日を残しましょう。

にんにくの種球選びと植え付けを詳しく見る

収穫までのコツ

にんにくを育てるうえで、うまくいくかどうかを分ける勘所です。暦や病害虫の前に、ここだけ押さえておくと結果が変わります。

外側の大きな鱗片を選んで植える

種球は外側の大きな片ほど養分を持ち、大玉に育ちます。中心の小さな片は玉が小さく仕上がるので、料理に回すのが得策です。

9月下旬から10月に植え付ける

早すぎると年内に育ちすぎて冬に傷み、遅いと根の張りが足りません。彼岸過ぎから10月中旬が、寒地暖地とも扱いやすい時期です。

芽が2本出たら細い方を抜く

1片から複数の芽が出ると養分が分かれて小玉になります。土を押さえながら細い芽を引き抜くと、残した芽へ力が集まります。

下葉が3割枯れた晴天日に掘る

全部枯れるまで待つと外皮が割れ、早すぎると乾きが悪くなります。5〜6月、下葉から3割ほど黄変した頃が抜き取りの合図です。

黒マルチを張って春の草を抑える

栽培期間が8か月と長く、春の雑草に負けやすい作物です。穴あきマルチに植えると除草の手間が減り、地温が保たれて生育が早まります。

にんにくの収穫と乾燥・保存を詳しく見る

にんにくの栽培をはじめるのに用意するもの

これから育てるなら、まず次の 4 つがあれば始められます。作業ごとに要るものは、各解説のページにまとめています。

買わなくてよいもの・代わりになるもの
  • 道具のセット買いは要りません。使う場面が来てから 1 つずつ足すほうが無駄になりません。
  • 苗から始めるなら、種まき用の資材は要りません。

にんにくの病害虫(20

症状・予防・対処が分かっているものを、重要度の高い順に並べています。「一般的な内容」と付いているものは、この作物にかぎった記述がまだ無く、病害虫そのものの説明を出しています。

ネギアザミウマ

よくある害虫一般的な内容

症状 葉の表面に白いかすり状の細かい斑点が縦に並び、進むと葉全体が白っぽく変色する。生育が止まり、収量と品質が落ちる。

予防 葉の付け根に潜むため、乾燥期は潅水と圃場周辺の除草を徹底する。銀色マルチと防虫ネットで飛来を減らす。

対処 葉の隙間に薬液が届くよう展着剤を併用して散布する。抵抗性がつきやすいので系統の異なる剤を交互に使う。

春先から発生する

病原・原因(この病名で報告のあるもの): ネギアザミウマ

さび病

病気一般的な内容

症状 葉の表裏に小さな橙黄色〜赤褐色の隆起した斑点ができ、破れて粉状の胞子を飛散する。多発すると葉が黄化して早期に枯れ上がる。

予防 密植を避けて風通しを確保し、窒素過多にしない。被害葉は残さず処分し、越冬源となる残株やロゼット葉を片付ける。

対処 初期の被害葉は摘み取って処分する。発生初期に登録のある殺菌剤を散布し、まん延前に抑えるのが有効である。

病原・原因(この病名で報告のあるもの): Aecidium minoense、Aecidium quintum、Arthuriomyces peckianus ほか90

白絹病

病気一般的な内容

症状 地際の茎が水浸状に腐り、白い絹糸のような菌糸が株元と周囲の土表に広がる。やがて菜種粒大の褐色の菌核ができ、株は急速に萎凋枯死する。

予防 排水を良くし、未熟な有機物を地際に置かない。被害株は菌核ごと除去し、高温期の深いマルチや敷きわらの過湿に注意する。

対処 発病株と周囲の土をまとめて除去して処分する。多発ほ場では太陽熱消毒や輪作を行い、必要なら登録のある薬剤を株元処理する。

病原・原因(この病名で報告のあるもの): Sclerotium rolfsii

軟腐病

病気一般的な内容

症状 地際や結球部が水浸状に軟化し、やがてドロドロに崩れる。腐敗部から独特の不快臭がする。

予防 高畝にして排水と通風を確保し、株間を詰めすぎない。収穫や間引きで作った傷を長雨の前に作らないようにする。

対処 発病株は速やかに抜き取り、圃場外へ持ち出して処分する。周囲へ広がるため残渣をすき込まず、銅剤の予防散布に切り替える。

病原・原因(この病名で報告のあるもの): Choanephoroidea cucurbitae、Dickeya solani、Dickeya sp. ほか11

にんにくの病気と害虫を詳しく見る

記録されている病名(16

農研機構の日本植物病名データベースに、この作物で報告のある病名です。症状の記述はこれからです。

いも腐線虫病モザイク病乾腐病春腐病潜在感染白斑葉枯病白色疫病紅色根腐病腐敗病葉枯病青かび病鱗茎墨汚病黄斑病黒かび病黒斑病黒腐菌核病

よくあるトラブル

玉が小さい・分球しない

植え付けが遅れたか、追肥不足、暖地で寒地系品種を使ったのが原因です。適した品種を9〜10月に植え、春に追肥します。

葉にさび色の斑点

さび病です。春先の多湿で広がります。発病葉を取り除き、密植を避けます。収穫は早めに。

保存中にカビる・腐る

乾燥が足りません。収穫後は根と茎を切り、風通しの良い日陰で2〜3週間しっかり乾かします。

品種一覧(20

Gadenin の作物マスタに登録されているにんにくの品種です。アプリで Plant を登録するときに候補として出てきます。

3

1

4

1

5

1

1

その他4

にんにくの動画ランキング

にんにくを扱う園芸 YouTube を、再生数の伸びで毎日集計しています。育て方を動画で確かめたいときに。

にんにくの動画ランキングを見る

この作物でよく出る用語

本文に出てくる言葉の意味は、園芸用語集で短く説明しています。

この記事は広告を含みます。

次に読む

にんにくについて、続けて読むならこちら。

Gadenin でにんにくを記録すると

作物名に「にんにく」と打つだけで品種候補が出ます。定植日を入れれば経過日数が自動で表示され、写真とメモを積み重ねるだけで栽培ヒストリーができあがります。

ベランダの一鉢でも、市民農園でも、出荷用の圃場でも使い方は同じです。株数や品種を分けて管理できるので、家庭菜園・園芸の記録としても、農作業の記録としてもそのまま使えます。

iPhone 対応(Android 版は準備中)。無料で使えます。

Gadenin 栽培記録アプリ・無料アプリを入れる