基本情報
- 系統・区分
- 根深ねぎ・在来
- 種類
- 固定種
- 育てやすさ
- ★★★★☆(5 段階で 4)
関東の根深ねぎ系統群。軟白部を伸ばす栽培に向く。
概要説明
江戸時代に東京の千住で発達した根深ねぎの系統群を千住ねぎと呼び、関東の白ねぎ栽培の源流にあたります。特定の一品種ではなく、葉鞘が黒っぽい黒柄系、赤みがかる赤柄系、間の合柄系に分かれ、現代の一本ねぎ品種の多くはこの系統から選抜や交配で生まれました。葉は濃緑で立性、分げつせず1本立ちで、軟白部は太く長く、加熱で甘味と柔らかさが出ます。関東で「ねぎ」といえばこの白ねぎで、鍋物や焼き鳥のねぎまに使われます。固定種として自家採種ができ、種苗店では黒柄系や合柄系の名で売られています。作型は3〜4月まきの秋冬どりが基本で、6〜7月に深さ25〜30センチの溝に定植し、秋に3〜4回土寄せします。一代交配品種よりそろいは劣り、抽だいもやや早いので秋まき春どりには向きません。
千住ねぎの特徴
- 江戸の千住で発達した根深ねぎの系統群
- 黒柄系、赤柄系、合柄系に分かれる
- 現代の一本ねぎ品種の源流
- 1本立ちで軟白部が太く長い
- 固定種で自家採種できる
- 秋まき春どりには向かない
向いている使い方
- 鍋物や焼き鳥のねぎま
- 薬味から煮物まで
- 秋冬どりの白ねぎ
ネギの育て方を項目ごとに読む
栽培カレンダー・作業のタイミング・病害虫は品種に関わらず共通です。まとめはネギの育て方に、項目ごとの解説は次のページにあります。
- ネギの種まき・育苗 — 作型を決め、葉鞘の径5ミリから8ミリの短く太い苗を作るまでの手順をまとめます。
- ネギの植え付け — 根深ネギは植え溝の掘り方で白い部分の上限が決まります。深さと株間、覆土の考え方を示します。
- ネギの土寄せ・追肥 — 軟白部30センチを目標に、いつ何センチ土を上げ、どこに肥料を置くかを回数ごとに整理します。
- ネギの病害虫対策 — いつ何を警戒し、どう畝を設計すれば出にくいかを、時期ごとの見張りどころとして整理します。
- ネギの収穫・株分け — 太さの見きわめ、畑に置いたまま冬を越す方法、葉ネギを分けつで更新する手順をまとめます。
- ネギの月別の作業 — 何月に何をするかを作型ごとの表にまとめ、地域による前後のずらし方まで示します。
「千住ねぎ」の種を買う
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この品種を記録すると
アプリで作物に「ネギ」、品種に「千住ねぎ」と入れて記録を始めると、定植日からの経過日数と、写真・作業のメモが品種ごとに積み上がります。同じ品種を育てた去年の自分と見比べられるのが、品種を分けて記録するいちばんの利点です。
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