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🥕 野菜・果菜

モロヘイヤの育て方|栽培方法と収穫までのコツ

暑さに強く、真夏でも次々と葉が採れる栄養価の高い葉物です。摘芯すると脇芽が増え、秋まで長く収穫できます。種と莢には毒があるため、花が咲いたら葉だけを食べ、種は口にしないでください。

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モロヘイヤの写真

科: シナノキ科属: Corchorus日当たり: 日なた水やり: 乾いたらたっぷり耐寒性: 弱い(霜で枯れる)

栽培カレンダー

関東地方の目安です。地域と品種で前後します。実際の日付は記録に残しましょう。

播種・育苗生育収穫

9月のモロヘイヤは「収穫」の時期です。 9月の畑仕事を見る

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モロヘイヤを詳しく知る

項目ごとに 1 ページで掘り下げています。いま知りたいところから読んでください。

記録しておきたいタイミング

播種・定植日

地温が上がってからまきます。日付を残すと、収穫開始の目安が分かります。

摘芯した日

草丈30cmで摘芯すると脇芽が増えます。作業日を残しましょう。

開花を見た日

秋に花が咲くと種ができます。莢は有毒なので、開花日を残し、以降は葉だけを採ります。

モロヘイヤの種まきと発芽を詳しく見る

収穫までのコツ

モロヘイヤを育てるうえで、うまくいくかどうかを分ける勘所です。暦や病害虫の前に、ここだけ押さえておくと結果が変わります。

地温20度を超えてから植える

熱帯原産で低温では生育が止まります。5月に急いで植えるより6月に入ってからのほうが、結果として大きく茂ります。

株間は40cmで枝を張らせる

摘芯後に脇枝が横へ広がるため、詰めると下葉が落ちます。1株で幅50cmを占めるつもりで植えると収量が伸びます。

手で折れる位置から上を摘む

すっと折れるところが柔らかさの境目です。折れずに硬い部分は繊維が多いので、そこより上だけを摘んで収穫します。

2〜3節残して切り取る

摘み取るたび、残した節から新しい枝が2本ずつ出ます。節を残して切ることで枝数が倍々に増え、収穫量が上がります。

梅雨明けから週1回追肥する

摘み続けるほど肥料を消費します。化成をひと株ひとつまみずつ定期的に与えると、大きな葉のまま秋まで採り続けられます。

モロヘイヤの収穫と保存を詳しく見る

モロヘイヤの栽培をはじめるのに用意するもの

これから育てるなら、まず次の 4 つがあれば始められます。作業ごとに要るものは、各解説のページにまとめています。

買わなくてよいもの・代わりになるもの
  • 道具のセット買いは要りません。使う場面が来てから 1 つずつ足すほうが無駄になりません。
  • 苗から始めるなら、種まき用の資材は要りません。

モロヘイヤの病害虫(11

症状・予防・対処が分かっているものを、重要度の高い順に並べています。「一般的な内容」と付いているものは、この作物にかぎった記述がまだ無く、病害虫そのものの説明を出しています。

うどんこ病

病気一般的な内容

症状 はじめ葉表に白い斑点が点在し、やがて葉全体が白い粉状に覆われる。進行すると葉が黄化・褐変して枯れ上がり、光合成が落ちて生育と収量が低下する。

予防 日当たりと風通しを確保し、混み合った下葉やわき芽を早めに整理する。窒素過多の軟弱徒長を避け、抵抗性品種を選ぶと発生を抑えやすい。

対処 初発の葉は見つけ次第切除して株外へ持ち出す。まん延前に登録のある殺菌剤を葉裏まで丁寧に散布し、同一系統の連用を避ける。

病原・原因(この病名で報告のあるもの): Blumeria graminis f. sp. hordei、Blumeria graminis f. sp. secalis、Blumeria graminis f. sp. tritici ほか59

黒星病

病気一般的な内容

症状 バラでは葉に黒褐色の放射状の病斑ができ、周囲が黄化して落葉する。ナシでは葉や果実、幼果のがく部に黒いすす状の病斑が現れ、果実が変形する。

予防 泥はねと雨滴の跳ね返りを防ぎ、落葉や被害果を必ず片付ける。込み合った枝は剪定して株内の風通しをよくする。

対処 発病した葉・果実は摘み取り、地面の落葉も回収して処分する。感染期にあたる春の降雨前後に登録のある殺菌剤を散布する。

病原・原因(この病名で報告のあるもの): Alternaria bataticola、Cercospora corchori、Cladosporium carpophilum ほか10

炭疽病

病気一般的な内容

症状 葉や果実に淡褐色〜黒褐色の円形病斑ができ、中央がややくぼんで輪郭がはっきりする。湿ると病斑上に鮭肉色の粘質な胞子塊がにじみ出る。

予防 雨よけと敷きわらで泥はねを防ぎ、風通しをよくする。被害残さは土中にすき込まず処分し、無病苗を用いる。

対処 病斑のある葉・果実は早めに摘み取って処分する。梅雨期は登録のある殺菌剤を降雨の前後に散布して感染を抑える。

病原・原因(この病名で報告のあるもの): Colletotrichum Colletotrichum gloeosporioides、Colletotrichum acutatum、Colletotrichum aenigma ほか66

苗立枯病

病気一般的な内容

症状 地際部がくびれて水浸状〜褐色に細くなり、苗がぱたりと倒伏する。発芽前に侵されると出芽自体がそろわず、欠株となる。

予防 清潔な新しい培土と消毒済みの容器を使い、播種後の過湿と厚まきを避ける。換気して苗を締めて育てることが最大の予防である。

対処 発病苗と周囲の培土は速やかに取り除く。灌水を控えて表面を乾かし、必要に応じて登録のある薬剤で灌注処理を行う。

病原・原因(この病名で報告のあるもの): Achlya klebsiana、Cylindrocladium canadense、Fusarium avenaceum ほか41

灰色かび病

病気一般的な内容

症状 花や果実、葉に水浸状の褐色病斑ができ、表面に灰色のふわふわしたかびを密生する。果実は軟腐して落果し、収穫後も貯蔵中に腐敗が進む。

予防 咲き終わった花弁や枯れ葉をこまめに取り除き、湿気のこもらない株間を保つ。雨よけと換気で結露を減らすと効果が高い。

対処 発病部位は胞子を飛ばさないよう静かに袋へ入れて処分する。多湿期には登録のある殺菌剤を予防散布し、耐性菌回避のため系統を替える。

病原・原因(この病名で報告のあるもの): Botryotinia fuckeliana、Botrytis cinerea、Botrytis galanthina ほか2

半身萎凋病

病気一般的な内容

症状 下葉の片側だけが黄変・萎凋し、症状が上位葉へ進む。茎の導管が淡褐色に変色し、株は生育不良のまま枯れていく。

予防 抵抗性台木の接ぎ木苗を使い、ナス科・ウリ科の連作を避ける。被害残さを持ち込まず、地温の上がりすぎ・下がりすぎを避ける。

対処 発病株は抜き取り処分する。多発ほ場では太陽熱消毒や輪作で菌密度を下げ、必要なら登録のある土壌消毒剤を検討する。

病原・原因(この病名で報告のあるもの): Verticillium albo-atrum、Verticillium dahliae、Verticillium nigrescens ほか1

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記録されている病名(5

農研機構の日本植物病名データベースに、この作物で報告のある病名です。症状の記述はこれからです。

変形菌病白紋羽病茎枯細菌病葉ぶくれ病黒枯病

よくあるトラブル

葉が固い

収穫遅れです。先端の柔らかい葉を摘み、脇芽を次々伸ばします。

発芽がそろわない

低温です。地温20℃以上になる5月以降にまきます。ポットで育苗すると確実です。

莢を食べてしまいそうで不安

莢と種には強い毒があります。花が咲いたら莢を取り除き、収穫は葉と柔らかい茎だけにします。

品種一覧(8

Gadenin の作物マスタに登録されているモロヘイヤの品種です。アプリで Plant を登録するときに候補として出てきます。

7

その他1

この作物でよく出る用語

本文に出てくる言葉の意味は、園芸用語集で短く説明しています。

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作物名に「モロヘイヤ」と打つだけで品種候補が出ます。定植日を入れれば経過日数が自動で表示され、写真とメモを積み重ねるだけで栽培ヒストリーができあがります。

ベランダの一鉢でも、市民農園でも、出荷用の圃場でも使い方は同じです。株数や品種を分けて管理できるので、家庭菜園・園芸の記録としても、農作業の記録としてもそのまま使えます。

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