オリーブ品種
セントキャサリン(オリーブ)の育て方と特徴|1本でも実がつきやすい中実2.5グラムの鉢植え向き品種
せんときゃさりん
セントキャサリンはアメリカで選抜されたオイル向けの品種で、日本では数年前から苗木が出回り始めた比較的新しい顔ぶれです。
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基本情報
- 系統・区分
- 次点・オリーブ/自家結実・兼用
- 熟期
- 10〜11月
- 育てやすさ
- ★★★★☆(5 段階で 4)
アメリカで選抜された比較的新しいオイル向け品種
概要説明
セントキャサリンはアメリカで選抜されたオイル向けの品種で、日本では数年前から苗木が出回り始めた比較的新しい顔ぶれです。いちばんの特徴は、自家不和合が多いオリーブの中では珍しく1本でも実がつきやすいこと。ベランダに置ける鉢の数が限られる人に向きます。ただし苗木店は「他の品種を近くに置くと結実がより安定する」としており、受粉樹があるに越したことはありません。果実は中実で2.5グラムほど、収穫は10〜11月で、ピクルスや塩漬け、オイルに使えます。葉は細く表が緑で裏が白く、葉が立ち上がって反り返るので、光を浴びると葉裏が輝いて見えるのが観賞上の見どころです。樹形は開帳性で、地植えでは3〜5メートル、鉢植えなら1〜2メートルに収まります。耐寒性はやや強く氷点下10度程度まで、耐暑性と耐乾性も強いので、東京の鉢植えで育てやすい品種です。日当たりと水はけのよい弱アルカリ性の土を好み、結実までは3〜5年が目安です。
セントキャサリンの特徴
- アメリカで選抜された比較的新しいオイル向け品種
- オリーブでは珍しく1本でも実がつきやすい
- 果実は中実で2.5グラムほど、収穫は10〜11月
- 葉が反り返り、光を浴びると白い葉裏が輝く
- 開帳性で鉢植えなら1〜2メートルに収まる
- 耐寒性は氷点下10度程度、耐暑性と耐乾性が強い
向いている使い方
- 1本で楽しむベランダの鉢植え
- ピクルス、塩漬け
- オリーブオイル
- 観賞用のシンボルツリー
オリーブの他の品種と比べる
空欄は記録が無い項目です。耐病性の空欄は「弱い」という意味ではありません。品種名を押すとその品種のページに移ります。
| 品種 | 熟期 | 収穫まで | 種類 | 耐病性 | 種苗会社 |
|---|---|---|---|---|---|
| セントキャサリン このページ | 10〜11月 | — | — | — | — |
| エルグレコ | 10〜11月 | — | — | — | — |
| チプレッシーノ | 9〜12月 | — | — | — | — |
| アスコラーナ | 10 月上旬〜中旬 | — | — | — | — |
| アルベキーナ | 10 月下旬〜11 月 | — | — | — | — |
| カラマタ | 11 月〜12 月上旬 | — | — | — | — |
| コロネイキ | 11 月 | — | — | — | — |
| セビラーノ | 10 月中旬〜下旬 | — | — | — | — |
| ネバディロ・ブランコ | 10 月下旬〜11 月 | — | — | — | — |
| ピクアル | 11 月 | — | — | — | — |
| フラントイオ | 11 月 | — | — | — | — |
| ペンドリノ | 11 月 | — | — | — | — |
「セントキャサリン」でよくある質問
セントキャサリンは本当に1本で実がなりますか
苗木店の案内では「1本でもなるが、受粉樹があったほうがよい」とされています。自家結実性があるのは確かですが、花の時期に雨が続くと受粉がうまくいかないこともあります。開花期の重なるエルグレコやネバディロ・ブランコなど花粉の多い品種の鉢を隣に置けば、収量も安定します。
セントキャサリンの鉢はどのくらいの大きさが要りますか
4号ポットの苗なら最初は8号鉢に植え、2年に1回ひと回り大きな鉢に替えていきます。開帳性で横に広がる樹形なので、鉢は深さより安定感を優先し、倒れにくい重めの鉢を選びます。鉢植えなら高さ1〜2メートルで維持でき、ベランダでも扱えます。
セントキャサリンの実はどう使いますか
中実で2.5グラムほどの実は、緑のうちに採って渋抜きし塩漬けやピクルスにするのが家庭では手軽です。色づくほどオイルの含有量が増え、青いうちはポリフェノールが多いとされるので、用途に合わせて採る時期を変えます。収穫は10〜11月です。
セントキャサリンは寒さに強いですか
耐寒性はやや強く、氷点下10度程度まで耐えるとされます。東京の平地なら屋外のベランダで越冬できます。冬の低温に当たることが花芽の形成に必要なので、室内に取り込まず、寒風だけ避けて屋外で冬を過ごさせます。春と秋に古い葉が落ちるのは自然な入れ替わりです。
オリーブ「セントキャサリン」はどんな品種?
セントキャサリンはアメリカで選抜されたオイル向けの品種で、日本では数年前から苗木が出回り始めた比較的新しい顔ぶれです。いちばんの特徴は、自家不和合が多いオリーブの中では珍しく1本でも実がつきやすいこと。
オリーブ「セントキャサリン」の収穫までの日数・熟期は?
熟期は10〜11月です。種まき・植え付けの時期は作物共通なので、オリーブの育て方のページで確かめてください。
オリーブの他の品種との違いは?
セントキャサリンは10〜11月。同じオリーブには エルグレコ (10〜11月)、チプレッシーノ (9〜12月)、アスコラーナ (10 月上旬〜中旬) など 11 品種 があります。熟期・収穫までの日数・耐病性を比較表で並べています。
オリーブ「セントキャサリン」はどんな使い方に向く?
1本で楽しむベランダの鉢植え、ピクルス、塩漬け、オリーブオイル、観賞用のシンボルツリーに向きます。
オリーブの育て方を項目ごとに読む
栽培カレンダー・作業のタイミング・病害虫は品種に関わらず共通です。まとめはオリーブの育て方に、項目ごとの解説は次のページにあります。
- オリーブの植え付け — オリーブは一本では実がほとんど付きません。相性のよい二品種を選び、水はけを最優先に植えます。
- オリーブの冬の剪定 — オリーブは前年に伸びた枝に実が付きます。切りすぎると実がなくなるので、残す枝を決めてから切ります。
- オリーブの水やりと肥料 — 乾燥に強い木ですが鉢植えの水切れには弱く、酸性の土では育ちません。水と石灰の管理が要です。
- オリーブの月別の作業 — 春の剪定と石灰、初夏の受粉、秋の収穫が柱です。月ごとの作業と木の姿で決める目安を表にまとめます。
- オリーブの病害虫と障害 — オリーブ最大の敵は幹を食うアナアキゾウムシです。株元の見つけ方と、葉を巻く虫、実の病気の対策をまとめます。
- オリーブの収穫と加工 — オリーブは生では渋くて食べられません。用途に合わせて採る時期を決め、塩漬けやオイルにして楽しみます。
オリーブの道具と資材の選び方
品種に関わらず使う道具と資材を、比べて選ぶための記事です。
- ルートプラスポットが鉢栽培に強い3つの理由。空気で根を切り、細い根を増やす — 側面の穴で根の先を止める鉢の仕組み
- 果樹の剪定ばさみの選び方。バイパス式で、全長は手に合わせて180mmか200mm — 冬剪定の前に。バイパス式と全長の選び方
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この品種を記録すると
アプリで作物に「オリーブ」、品種に「セントキャサリン」と入れて記録を始めると、定植日からの経過日数と、写真・作業のメモが品種ごとに積み上がります。同じ品種を育てた去年の自分と見比べられるのが、品種を分けて記録するいちばんの利点です。
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オリーブの他の品種
特徴が分かっている品種です。