基本情報
- 系統・区分
- 一季成り
- 生産者
- 育成主体要確認
- 熟期
- 早生
- 種類
- 固定種
- 育てやすさ
- ★★★★☆(5 段階で 4)
概要説明
静岡県の久能山周辺で1900年代初めから続く石垣イチゴ栽培の中で選抜され、静岡のイチゴ産地を築いた歴史品種です。久能早生は福羽イチゴの系統から生まれ、早生性が強く冬から春にかけて収穫できることから、石垣の輻射熱を利用する久能の石垣イチゴで長く主力として使われました。果実は10〜15グラムの円錐形で、果皮は明るい赤、果肉は柔らかくジューシー。糖度は8〜9度で酸味は穏やか、素朴な甘さと香りがあります。日持ちは悪く、産地からは章姫や紅ほっぺに置き換わりましたが、章姫の親として現代の品種に受け継がれています。草勢は中程度で花芽が早く着く性質があり、暖地の露地やプランターでも育ちます。苗の流通は限られますが、入手できれば静岡のイチゴの歴史を家庭菜園で味わえる品種です。
久能早生の特徴
- 静岡の石垣イチゴを支えた歴史品種
- 早生性が強く収穫の始まりが早い
- 果重10〜15グラムで果肉が柔らかくジューシー
- 糖度8〜9度で素朴な甘さ
- 章姫の親となった品種
向いている使い方
- 生食・採りたて
- ジャム・コンポート
- 静岡の歴史を味わう家庭菜園
イチゴの育て方を項目ごとに読む
栽培カレンダー・作業のタイミング・病害虫は品種に関わらず共通です。まとめはイチゴの育て方に、項目ごとの解説は次のページにあります。
- イチゴの苗選びと植え付け — 植え付けはクラウンを埋めないことと、ランナー跡の向きでほぼ決まります。
- イチゴの冬の管理 — 冬は生長させる季節ではありません。守って締めることが、春の花房の数になります。
- イチゴの受粉と実の形 — 実の形の乱れは病気ではなく、花が咲いた日に受粉できたかどうかの記録です。
- イチゴの月別の作業 — 秋に植えて春に採り、初夏に苗を採る一年です。月ごとにやらないことも決めます。
- イチゴの病害虫の予防 — 灰色かび病は出てからでは止まりません。花が咲く前の設計で決まります。
- イチゴのランナーで苗作り — 次郎苗と三郎苗を使うのは、親株の病気を持ち込まないためです。
「久能早生」の種を買う
3 つのお店で探す「イチゴ 久能早生 種」
この品種を記録すると
アプリで作物に「イチゴ」、品種に「久能早生」と入れて記録を始めると、定植日からの経過日数と、写真・作業のメモが品種ごとに積み上がります。同じ品種を育てた去年の自分と見比べられるのが、品種を分けて記録するいちばんの利点です。
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