基本情報
- 系統・区分
- 麦類・小麦・もち性
- 生産者
- 農研機構
- 熟期
- 中生
- 育てやすさ
- ★★★☆☆(5 段階で 3)
種子繁殖。もち性小麦。もちもち感を活かした加工向き。
概要説明
もち姫は 2005 年に農研機構東北農業研究センターが育成したもち性小麦で、でんぷんがほぼアミロペクチンだけで構成されるため、もちもちした食感を生む珍しい品種です。普通の小麦粉に 1〜2 割混ぜるだけでパンやうどん、菓子がもっちりし、老化が遅く日持ちがよくなるため、製パン・製めん業者の食感改良用として使われます。単独で使うと粘りが強すぎるので、ブレンドが基本。東北向けの秋まき品種で、10 月に播種して翌年 7 月上旬〜中旬に収穫。耐寒性・耐雪性があり、東北の気候に合います。収量は普通小麦よりやや少なめ。家庭菜園で育てて自家製粉し、普通小麦粉に混ぜてもちもち感を楽しむのが向いた使い方です。倒伏にはやや弱いので肥料は控えめにします。
もち姫の特徴
- でんぷんがほぼアミロペクチンのもち性小麦
- 普通小麦粉に 1〜2 割混ぜるともちもちして老化が遅い
- 単独では粘りが強すぎブレンドが基本
- 東北向けの秋まきで 7 月上旬〜中旬に収穫
- 農研機構東北農業研究センターが育成
向いている使い方
- パン・うどんの食感改良用ブレンド
- もちもちした菓子・餃子の皮
- 東北での秋まき栽培
小麦の育て方を項目ごとに読む
栽培カレンダー・作業のタイミング・病害虫は品種に関わらず共通です。まとめは小麦の育て方に、項目ごとの解説は次のページにあります。
- 小麦の種まき — まく時期が早すぎても遅すぎても収量が落ちます。関東平野部なら十一月上旬から中旬を中心に、条まきで薄く均一にまきます。
- 小麦の麦踏みと追肥 — 小麦の管理は冬の麦踏みと二月の追肥がほぼすべてです。踏む回数と肥料の量を株の姿で決めます。
- 小麦の月別の作業 — 関東平野部の露地を基準に、種まきから収穫までの作業を月ごとに並べました。寒冷地は一か月早く、暖地は二〜三週間遅く読み替えます。
- 小麦の病害虫と障害 — 家庭菜園の小麦で困るのは赤かび病と倒伏です。出穂から収穫までの雨がすべての引き金になるので、時期ごとの見回りで防ぎます。
- 小麦の収穫と脱穀 — 穂が黄金色になった六月の晴れ間に刈り、軒下で乾かしてから粒を落とします。家庭の道具でできる脱穀と保存の手順です。
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この品種を記録すると
アプリで作物に「小麦」、品種に「もち姫」と入れて記録を始めると、定植日からの経過日数と、写真・作業のメモが品種ごとに積み上がります。同じ品種を育てた去年の自分と見比べられるのが、品種を分けて記録するいちばんの利点です。
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