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🌿 ハーブ

パセリの育て方|栽培方法と収穫までのコツ

収穫しすぎると弱ります。1 株あたりの採取量を記録しましょう。

iPhone 対応(Android 版は準備中)。無料で使えます。

パセリの写真

科: セリ科属: Petroselinum

栽培カレンダー

関東地方の目安です。地域と品種で前後します。実際の日付は記録に残しましょう。

播種・育苗生育収穫

9月のパセリは「収穫」の時期です。 9月の畑仕事を見る

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実際に育てた記録

運営者がパセリを育てた記録です。1 株・3 件の記録。解説には「目安」しか書けませんが、記録には実際の畑での日付と経過が写真つきで残っています。

パセリを実際に育てた記録を見る

パセリを詳しく知る

項目ごとに 1 ページで掘り下げています。いま知りたいところから読んでください。

記録しておきたいタイミング

播種・定植した日

発芽まで 2〜3 週間かかります。播いた日を残しておかないと「発芽しない」と早合点しがちです。

収穫を始めた日

外側の葉から採ります。株を維持するため、一度に採る枚数を決めた日を残します。

夏越し・冬越しの手当て

夏は半日陰へ、冬は霜よけを。移動した日と、その後の状態を残します。

とう立ちした日

2 年目に花茎が伸びて終わります。いつ終わったかを残すと、次の株を用意する時期が決まります。

パセリの種まきと発芽を詳しく見る

収穫までのコツ

パセリを育てるうえで、うまくいくかどうかを分ける勘所です。暦や病害虫の前に、ここだけ押さえておくと結果が変わります。

外葉を10枚残して収穫する

新しい葉は株の中心から出るので、収穫は外側からです。常に10枚前後を残しておくと光合成が足りて、翌週にはまた摘める状態に戻ります。

苗は根鉢を崩さず植える

セリ科で直根が傷むと生育がしばらく止まります。ポット苗は根を触らずそのまま植え穴へ落とし、深植えにならないよう表面の高さをそろえます。

株間25cmで2株だけ植える

1株から長期間たくさん採れるので、家庭では2株もあれば足ります。25cm間隔にして風を通すと、葉柄が太く葉色の濃い株に育ちます。

鉢植えは8号以上を選ぶ

直根が深く伸びるため、浅い鉢では根が回って葉が小型化します。深さ25cm以上の8号鉢に1株植えると、地植えに近い大きさまで育ちます。

2年目は種採り用に残す

2年草なので翌春には花茎が立ちます。抜かずに残しておけば初夏に大量の種が採れ、こぼれた種から秋には新しい苗が自然に育ちます。

パセリの収穫と保存を詳しく見る

パセリの栽培をはじめるのに用意するもの

ハーブは乾き気味を好むものが多く、水はけのよい土と、こまめに摘める道具があれば始められます。

  • ハーブ用の培養土探す言葉「ハーブ 培養土 水はけ」
    規格の目安
    水はけ重視の配合。14〜25L の袋。
    数量の目安
    8 号鉢 1 個で約 8L。

    地中海原産のものが多く、水もちのよい土だと根が傷みます。用途の書かれた土を選びます。

  • 摘芯・収穫用のはさみ探す言葉「園芸ばさみ ハーブ 収穫」
    規格の目安
    刃渡り 3〜5cm、ステンレス製。

    先端を摘むと下の節から枝が 2 本出ます。摘み続けるほど株が茂り、収穫が増えます。

  • 素焼き鉢・スリット鉢探す言葉「素焼き鉢 8号」
    規格の目安
    直径 24cm(8 号)前後。素焼きは鉢そのものから水が抜けます。

    乾き気味を好むハーブには、プラスチック鉢より素焼きのほうが合います。

  • 乾燥ネット探す言葉「ハーブ 乾燥ネット 三段」
    規格の目安
    直径 45cm 前後の三段。

    穫ったその日に吊るせるようにしておくと、香りを残したまま保存できます。

買わなくてよいもの・代わりになるもの
  • 肥料は控えめでよいので、まず 1 本の液肥があれば足ります。
  • 多年草のハーブは苗から始めたほうが早く、種まきの資材は要りません。

パセリの病害虫(24

症状・予防・対処が分かっているものを、重要度の高い順に並べています。「一般的な内容」と付いているものは、この作物にかぎった記述がまだ無く、病害虫そのものの説明を出しています。

キアゲハ幼虫

主要害虫

時期 初夏〜秋(6〜10月)出る場所出やすい条件 キアゲハが飛ぶ時期

症状 黒と黄緑の縞模様の幼虫が葉を食べ、株が丸坊主になります。パセリは株が小さいので一気にやられます。

予防 防虫ネットが確実です。数株を「食べさせる用」に分けておく手もあります。

対処 見つけ次第捕殺するか、別の株へ移します。パセリは再生するので、株元を残せば復活します。

少数の幼虫で全滅する

病原・原因(この病名で報告のあるもの): キアゲハ

萎黄病

病気一般的な内容

症状 下葉から黄化し、葉柄がねじれて株が片側に傾く。導管が褐変し、生育が止まって結球しないまま枯れることがある。

予防 抵抗性品種を選び、アブラナ科・イチゴの連作を避ける。無病苗を使い、汚染土壌を農具や靴で持ち込まない。

対処 発病株は根ごと抜き取って処分する。治療は困難なので、輪作や太陽熱消毒で次作の菌密度を下げることを優先する。

病原・原因(この病名で報告のあるもの): Candidatus、Fusarium oxysporum、Fusarium oxysporum f. sp. apii ほか8

萎凋病

病気一般的な内容

症状 日中に下葉から萎れ、朝夕は回復する症状を繰り返しながら次第に枯れ上がる。茎を切ると導管部が褐変しているのが特徴である。

予防 抵抗性品種や接ぎ木苗を使い、連作を避ける。排水を改善し、農具や靴による汚染土の持ち込みを防ぐ。

対処 発病株は根ごと抜き取り、圃場外で処分する。薬剤での治療は困難なので、土壌消毒や輪作など次作の対策に切り替える。

病原・原因(この病名で報告のあるもの): Ceratocystis fimbriata、Fusarium commune、Fusarium commune f. sp. rapae ほか23

うどんこ病

病気一般的な内容

症状 はじめ葉表に白い斑点が点在し、やがて葉全体が白い粉状に覆われる。進行すると葉が黄化・褐変して枯れ上がり、光合成が落ちて生育と収量が低下する。

予防 日当たりと風通しを確保し、混み合った下葉やわき芽を早めに整理する。窒素過多の軟弱徒長を避け、抵抗性品種を選ぶと発生を抑えやすい。

対処 初発の葉は見つけ次第切除して株外へ持ち出す。まん延前に登録のある殺菌剤を葉裏まで丁寧に散布し、同一系統の連用を避ける。

病原・原因(この病名で報告のあるもの): Blumeria graminis f. sp. hordei、Blumeria graminis f. sp. secalis、Blumeria graminis f. sp. tritici ほか59

疫病

病気一般的な内容

症状 葉に暗緑色の水浸状病斑ができ、急速に拡大して褐色に枯れる。葉裏や病斑周縁に白いかびを生じ、茎や果実にも黒褐色の病斑が広がる。

予防 健全な種いも・苗を使い、排水と通風を確保する。雨よけ栽培や敷きわらで泥はねを防ぎ、ナス科の連作を避ける。

対処 発病株は速やかに抜き取り、圃場外で処分する。降雨前に登録のある殺菌剤を予防散布するのが基本で、発生後の回復は難しい。

病原・原因(この病名で報告のあるもの): Phytophthora asparagi、Phytophthora cactorum、Phytophthora cambivora ほか26

菌核病

病気一般的な内容

症状 地際や茎、結球部が水浸状に軟腐し、白い綿毛状の菌糸で覆われる。やがて内部や表面に黒い菌核が形成され、株は萎れて枯死する。

予防 排水を良くし、密植と過湿を避ける。菌核は土中で数年生存するため、被害株は菌核ごと取り除き、イネ科との輪作や深耕を行う。

対処 発病株は周囲の土ごと除去して処分する。発生しやすい時期には登録のある殺菌剤を株元中心に散布する。

病原・原因(この病名で報告のあるもの): Sclerotinia bulborum、Sclerotinia intermedia、Sclerotinia rubi ほか5

炭疽病

病気一般的な内容

症状 葉や果実に淡褐色〜黒褐色の円形病斑ができ、中央がややくぼんで輪郭がはっきりする。湿ると病斑上に鮭肉色の粘質な胞子塊がにじみ出る。

予防 雨よけと敷きわらで泥はねを防ぎ、風通しをよくする。被害残さは土中にすき込まず処分し、無病苗を用いる。

対処 病斑のある葉・果実は早めに摘み取って処分する。梅雨期は登録のある殺菌剤を降雨の前後に散布して感染を抑える。

病原・原因(この病名で報告のあるもの): Colletotrichum Colletotrichum gloeosporioides、Colletotrichum acutatum、Colletotrichum aenigma ほか66

苗立枯病

病気一般的な内容

症状 地際部がくびれて水浸状〜褐色に細くなり、苗がぱたりと倒伏する。発芽前に侵されると出芽自体がそろわず、欠株となる。

予防 清潔な新しい培土と消毒済みの容器を使い、播種後の過湿と厚まきを避ける。換気して苗を締めて育てることが最大の予防である。

対処 発病苗と周囲の培土は速やかに取り除く。灌水を控えて表面を乾かし、必要に応じて登録のある薬剤で灌注処理を行う。

病原・原因(この病名で報告のあるもの): Achlya klebsiana、Cylindrocladium canadense、Fusarium avenaceum ほか41

軟腐病

病気一般的な内容

症状 地際や結球部が水浸状に軟化し、やがてドロドロに崩れる。腐敗部から独特の不快臭がする。

予防 高畝にして排水と通風を確保し、株間を詰めすぎない。収穫や間引きで作った傷を長雨の前に作らないようにする。

対処 発病株は速やかに抜き取り、圃場外へ持ち出して処分する。周囲へ広がるため残渣をすき込まず、銅剤の予防散布に切り替える。

病原・原因(この病名で報告のあるもの): Choanephoroidea cucurbitae、Dickeya solani、Dickeya sp. ほか11

根腐病

病気一般的な内容

症状 細根が褐色〜黒褐色に腐り、株の生育が止まって下葉から黄化する。日中に萎れやすくなり、進行すると株ごと枯死する。

予防 排水性の良い用土と高畝を用い、灌水は表土が乾いてから行う。受け皿に水を溜めず、鉢の連用時は用土を更新する。

対処 発病株は抜き取り、周囲の過湿を解消する。軽症なら灌水を控えて根の回復を待ち、必要に応じ登録のある薬剤を灌注する。

病原・原因(この病名で報告のあるもの): Aphanomyces cladogamus、Aphanomyces cochlioides、Cylindrocladium floridanum ほか47

ネコブセンチュウ

害虫一般的な内容

症状 日中に株が萎れ、施肥や潅水をしても回復しない。抜き取ると根に大小の こぶ が数珠状に付き、細根が乏しい。

予防 同じ科の連作を避け、対抗植物のマリーゴールドや緑肥を輪作に入れる。抵抗性台木の接ぎ木苗を使うのも有効だ。

対処 被害株は根ごと抜き取り圃場外へ持ち出す。夏季は透明マルチによる太陽熱消毒で土壌中の密度を下げる。

病原・原因(この病名で報告のあるもの): ネコブセンチュウ属、アレナリアネコブセンチュウ、キタネコブセンチュウ ほか5

灰色かび病

病気一般的な内容

症状 花や果実、葉に水浸状の褐色病斑ができ、表面に灰色のふわふわしたかびを密生する。果実は軟腐して落果し、収穫後も貯蔵中に腐敗が進む。

予防 咲き終わった花弁や枯れ葉をこまめに取り除き、湿気のこもらない株間を保つ。雨よけと換気で結露を減らすと効果が高い。

対処 発病部位は胞子を飛ばさないよう静かに袋へ入れて処分する。多湿期には登録のある殺菌剤を予防散布し、耐性菌回避のため系統を替える。

病原・原因(この病名で報告のあるもの): Botryotinia fuckeliana、Botrytis cinerea、Botrytis galanthina ほか2

半身萎凋病

病気一般的な内容

症状 下葉の片側だけが黄変・萎凋し、症状が上位葉へ進む。茎の導管が淡褐色に変色し、株は生育不良のまま枯れていく。

予防 抵抗性台木の接ぎ木苗を使い、ナス科・ウリ科の連作を避ける。被害残さを持ち込まず、地温の上がりすぎ・下がりすぎを避ける。

対処 発病株は抜き取り処分する。多発ほ場では太陽熱消毒や輪作で菌密度を下げ、必要なら登録のある土壌消毒剤を検討する。

病原・原因(この病名で報告のあるもの): Verticillium albo-atrum、Verticillium dahliae、Verticillium nigrescens ほか1

斑点病

病気一般的な内容

症状 下葉から褐色〜灰白色の小さな円形病斑が現れ、中央が灰色になって黒い小粒点を伴う。病斑が増えると葉が黄化して早期に落葉する。

予防 被害残さを畑に残さず処分し、種子伝染を避けるため健全な種子を用いる。泥はねを防ぎ、連作を避けて風通しを確保する。

対処 発病葉は摘除して持ち出す。多雨期には登録のある殺菌剤を予防的に散布し、下葉から順に薬液がかかるようにする。

病原・原因(この病名で報告のあるもの): Acroconidiella tropaeoli、Alternaria azukiae、Alternaria dianthi ほか80

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記録されている病名(10

農研機構の日本植物病名データベースに、この作物で報告のある病名です。症状の記述はこれからです。

アルターナリア病レッドリーフ症状根くびれ病植物寄生性線虫白星病立枯病細菌病腐敗病葉先枯病葉枯病

よくあるトラブル

発芽しない

パセリはもともと発芽に 2〜3 週間かかります。乾かさずに待つのが正解。一晩水に浸けてから播くと早まります。

葉が黄色くなる

水切れ根詰まりです。鉢なら一回り大きくし、夏は半日陰に移します。

葉が食べ尽くされている

キアゲハの幼虫です。大きな幼虫 1 匹で株が丸坊主になります。見つけたら移します。

葉が硬く筋張る

とう立ちが始まっています。2 年目の春に花茎が出たら株の寿命です。新しい株を用意します。

品種一覧(10

Gadenin の作物マスタに登録されているパセリの品種です。アプリで Plant を登録するときに候補として出てきます。

1

その他9

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パセリを扱う園芸 YouTube を、再生数の伸びで毎日集計しています。育て方を動画で確かめたいときに。

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この作物でよく出る用語

本文に出てくる言葉の意味は、園芸用語集で短く説明しています。

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Gadenin でパセリを記録すると

作物名に「パセリ」と打つだけで品種候補が出ます。定植日を入れれば経過日数が自動で表示され、写真とメモを積み重ねるだけで栽培ヒストリーができあがります。

ベランダの一鉢でも、市民農園でも、出荷用の圃場でも使い方は同じです。株数や品種を分けて管理できるので、家庭菜園・園芸の記録としても、農作業の記録としてもそのまま使えます。

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