基本情報
- 系統・区分
- 日本梨・赤梨・晩生
- 熟期
- 10 月中旬〜下旬
- 育てやすさ
- ★★★☆☆(5 段階で 3)
自家不和合性で受粉樹推奨。大〜極大果で甘味が強く貯蔵性あり。
概要説明
にっこりは栃木県農業試験場が新高に豊水を交配して育成し、1996 年に登録された栃木県オリジナルの晩生赤梨で、名前は日光と梨 (り) を合わせたものです。果重は 800 グラムから 1 キロを超える超大玉で、果皮は黄褐色、果肉は柔らかく果汁が多く、糖度は 12〜13 度で酸味が少なく、大玉でも大味にならない甘さがあります。収穫は 10 月中旬から下旬。自家不和合性のため、幸水や豊水など別品種の受粉樹か人工授粉が必要。樹勢は強く棚仕立て向き。日持ちが非常によく、冷蔵で 2〜3 か月持ち、栃木では年末まで出荷されます。超大玉のため摘果を強めに行い、1 果そうに 1 果、さらに枝の負担を見て減らします。黒星病の防除も必要。苗木は栃木県外にも流通しており、大きさで話題になる梨を育てたい家庭に向く品種です。登録品種のため無断増殖はできません。
にっこりの特徴
- 新高×豊水、1996 年登録の栃木県育成
- 果重 800 グラム〜1 キロ超の超大玉
- 糖度 12〜13 度で大味にならない
- 10 月中旬〜下旬の晩生
- 日持ちが非常によく冷蔵で 2〜3 か月
- 登録品種で無断増殖不可
向いている使い方
- 大きさを楽しむ贈答用
- 生のまま食べる
- 冬まで貯蔵して食べる
なしの育て方を項目ごとに読む
栽培カレンダー・作業のタイミング・病害虫は品種に関わらず共通です。まとめはなしの育て方に、項目ごとの解説は次のページにあります。
- なしの苗選びと植え付け — なしは一本では実がつかず、品種同士の相性もあります。二本の組み合わせと仕立て方を決めてから苗を買います。
- なしの剪定と誘引 — なしは枝を水平に近づけるほど実がつく果樹です。冬の剪定と誘引で枝を寝かせ、実がつく短い枝を育てます。
- なしの受粉と摘果 — なしは受粉樹があっても虫が少ないと実がつきません。人工授粉で確実にし、摘果と袋かけで大きくきれいな実に育てます。
- なしの月別の作業 — なしは四月の受粉から九月の収穫まで作業が途切れません。月ごとの作業を表で確かめて、時期を逃さないようにします。
- なしの病害虫と障害 — なしは葉と実に黒い斑点が出る黒星病と、近くのビャクシンからうつる赤星病が代表的です。症状の場所で原因を見分けて対処します。
- なしの収穫と保存 — なしは木で熟してから採る果物で、追熟しません。軸の周りの色と実の音で採り頃を判断し、冷蔵で保存します。
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この品種を記録すると
アプリで作物に「なし」、品種に「にっこり」と入れて記録を始めると、定植日からの経過日数と、写真・作業のメモが品種ごとに積み上がります。同じ品種を育てた去年の自分と見比べられるのが、品種を分けて記録するいちばんの利点です。
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