基本情報
- 系統・区分
- 日本梨・赤梨・晩生
- 熟期
- 11 月上旬〜中旬
- 育てやすさ
- ★★★★☆(5 段階で 4)
自家不和合性で受粉樹推奨。極晩生で貯蔵性高い古典品種。
概要説明
晩三吉 (おくさんきち) は新潟県で古くから栽培される在来の晩生赤梨で、明治時代から知られる歴史的品種です。果重は 500〜600 グラムと大玉で、やや縦長の形、果皮は褐色でザラつきがあり、果肉は硬めで石細胞が多く、糖度は 11〜12 度で酸味が適度にある昔ながらの味。収穫は 11 月上旬から中旬。自家不和合性のため受粉樹か人工授粉が必要ですが、花粉が多く受粉樹としても使えます。樹勢は強く棚仕立て向き。日持ちが非常によく、冷蔵で 4〜5 か月持ち、貯蔵中に甘みが増して春まで食べられるのが最大の特徴。冷蔵設備のない時代から冬の果物として重宝されてきました。黒斑病に強く、黒星病の防除は必要。硬い歯ごたえと貯蔵性を求める家庭、歴史的な品種を残したい家庭に向く品種です。
晩三吉の特徴
- 新潟県の在来晩生赤梨、明治期から知られる
- 果重 500〜600 グラムの大玉
- 石細胞が多く硬い昔ながらの味
- 11 月上旬〜中旬に熟す
- 冷蔵で 4〜5 か月持ち春まで食べられる
- 花粉が多く受粉樹として使える
向いている使い方
- 春まで貯蔵して食べる
- 受粉樹として利用
- 歴史的品種の庭植え
なしの育て方を項目ごとに読む
栽培カレンダー・作業のタイミング・病害虫は品種に関わらず共通です。まとめはなしの育て方に、項目ごとの解説は次のページにあります。
- なしの苗選びと植え付け — なしは一本では実がつかず、品種同士の相性もあります。二本の組み合わせと仕立て方を決めてから苗を買います。
- なしの剪定と誘引 — なしは枝を水平に近づけるほど実がつく果樹です。冬の剪定と誘引で枝を寝かせ、実がつく短い枝を育てます。
- なしの受粉と摘果 — なしは受粉樹があっても虫が少ないと実がつきません。人工授粉で確実にし、摘果と袋かけで大きくきれいな実に育てます。
- なしの月別の作業 — なしは四月の受粉から九月の収穫まで作業が途切れません。月ごとの作業を表で確かめて、時期を逃さないようにします。
- なしの病害虫と障害 — なしは葉と実に黒い斑点が出る黒星病と、近くのビャクシンからうつる赤星病が代表的です。症状の場所で原因を見分けて対処します。
- なしの収穫と保存 — なしは木で熟してから採る果物で、追熟しません。軸の周りの色と実の音で採り頃を判断し、冷蔵で保存します。
「晩三吉」の苗木を買う
【晩三吉】接木苗オクサンキチ ナシ[果樹苗木 梨 なし]
¥1,925
他のお店でも探す「なし 晩三吉 苗木」
この品種を記録すると
アプリで作物に「なし」、品種に「晩三吉」と入れて記録を始めると、定植日からの経過日数と、写真・作業のメモが品種ごとに積み上がります。同じ品種を育てた去年の自分と見比べられるのが、品種を分けて記録するいちばんの利点です。
iPhone 対応(Android 版は準備中)。無料で使えます。