基本情報
- 系統・区分
- 日本梨・青梨・中生
- 熟期
- 9 月上旬〜中旬
- 育てやすさ
- ★★★☆☆(5 段階で 3)
自家不和合性で受粉樹推奨。青梨系で果汁多く、古典的品種。
概要説明
菊水 (きくすい) は 1927 年に神奈川県農事試験場の菊池秋雄が太白に二十世紀を交配して育成した中生の青梨で、幸水と新水の親として日本梨の育種に大きな足跡を残しました。果重は 250〜300 グラム、果皮は黄緑色、果肉は柔らかく果汁が多く、糖度は 11〜12 度で酸味が適度にあり、さっぱりした味。収穫は 9 月上旬から中旬。自家不和合性のため受粉樹か人工授粉が必要で、幸水や豊水と相性がよい。樹勢は中程度。弱点は日持ちの短さで、常温では 1 週間ほどで果肉が軟化します。黒斑病には二十世紀ほど弱くありませんが、黒星病の防除は必要。幸水の登場で栽培は減りましたが、青梨のさっぱりした味と育種の歴史を知るうえで、家庭で育てる意味のある品種です。
菊水の特徴
- 太白×二十世紀、1927 年育成の青梨
- 幸水・新水の親品種
- 果重 250〜300 グラム、糖度 11〜12 度
- 9 月上旬〜中旬に熟す
- 日持ちが 1 週間ほどと短い
- 自家不和合性で受粉樹が必要
向いている使い方
- 生のまま食べる
- 歴史的品種の庭植え
- 受粉樹として利用
なしの育て方を項目ごとに読む
栽培カレンダー・作業のタイミング・病害虫は品種に関わらず共通です。まとめはなしの育て方に、項目ごとの解説は次のページにあります。
- なしの苗選びと植え付け — なしは一本では実がつかず、品種同士の相性もあります。二本の組み合わせと仕立て方を決めてから苗を買います。
- なしの剪定と誘引 — なしは枝を水平に近づけるほど実がつく果樹です。冬の剪定と誘引で枝を寝かせ、実がつく短い枝を育てます。
- なしの受粉と摘果 — なしは受粉樹があっても虫が少ないと実がつきません。人工授粉で確実にし、摘果と袋かけで大きくきれいな実に育てます。
- なしの月別の作業 — なしは四月の受粉から九月の収穫まで作業が途切れません。月ごとの作業を表で確かめて、時期を逃さないようにします。
- なしの病害虫と障害 — なしは葉と実に黒い斑点が出る黒星病と、近くのビャクシンからうつる赤星病が代表的です。症状の場所で原因を見分けて対処します。
- なしの収穫と保存 — なしは木で熟してから採る果物で、追熟しません。軸の周りの色と実の音で採り頃を判断し、冷蔵で保存します。
「菊水」の苗木を買う
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この品種を記録すると
アプリで作物に「なし」、品種に「菊水」と入れて記録を始めると、定植日からの経過日数と、写真・作業のメモが品種ごとに積み上がります。同じ品種を育てた去年の自分と見比べられるのが、品種を分けて記録するいちばんの利点です。
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