基本情報
- 系統・区分
- 日本梨・赤梨・晩生
- 熟期
- 10月下旬〜11月上旬
- 育てやすさ
- ★★★☆☆(5 段階で 3)
自家不和合性で受粉樹推奨。楕円〜長形の大果で貯蔵性あり、晩生。
概要説明
王秋 (おうしゅう) は農研機構が中国梨の慈梨と二十世紀の交雑系統に新雪を交配して育成し、2003 年に登録された晩生の赤梨です。果重は 500〜650 グラムと大玉で、やや縦長の形、果皮は黄褐色、果肉は緻密で柔らかく果汁が多く、糖度は 13 度前後、酸味が適度にあって甘酸のバランスがよく、中国梨譲りの香りがあります。収穫は 10 月下旬から 11 月上旬。自家不和合性のため、幸水や豊水など別品種の受粉樹か人工授粉が必要。樹勢は強く棚仕立て向き。日持ちが非常によく、冷蔵で 3〜4 か月持ち、翌春まで食べられるのが最大の特徴。黒星病に比較的強いとされます。晩生で貯蔵の利く梨を育てたい家庭、冬から春に自家製の梨を食べたい家庭に向く品種。登録品種のため無断増殖はできません。
王秋の特徴
- 中国梨系の交配、2003 年登録の晩生
- 果重 500〜650 グラムの大玉
- 糖度 13 度前後で香りがある
- 10 月下旬〜11 月上旬に熟す
- 日持ちが非常によく冷蔵で 3〜4 か月
- 登録品種で無断増殖不可
向いている使い方
- 生のまま食べる
- 翌春まで貯蔵して食べる
- 棚仕立ての庭植え
なしの育て方を項目ごとに読む
栽培カレンダー・作業のタイミング・病害虫は品種に関わらず共通です。まとめはなしの育て方に、項目ごとの解説は次のページにあります。
- なしの苗選びと植え付け — なしは一本では実がつかず、品種同士の相性もあります。二本の組み合わせと仕立て方を決めてから苗を買います。
- なしの剪定と誘引 — なしは枝を水平に近づけるほど実がつく果樹です。冬の剪定と誘引で枝を寝かせ、実がつく短い枝を育てます。
- なしの受粉と摘果 — なしは受粉樹があっても虫が少ないと実がつきません。人工授粉で確実にし、摘果と袋かけで大きくきれいな実に育てます。
- なしの月別の作業 — なしは四月の受粉から九月の収穫まで作業が途切れません。月ごとの作業を表で確かめて、時期を逃さないようにします。
- なしの病害虫と障害 — なしは葉と実に黒い斑点が出る黒星病と、近くのビャクシンからうつる赤星病が代表的です。症状の場所で原因を見分けて対処します。
- なしの収穫と保存 — なしは木で熟してから採る果物で、追熟しません。軸の周りの色と実の音で採り頃を判断し、冷蔵で保存します。
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