なし品種
なし「ラ・フランス」の特徴と育て方|西洋梨・追熟型・収穫10月中旬〜下旬
ラ・フランスは 1864 年にフランスのクロード・ブランシェが発見した西洋梨で、日本には明治時代に導入され、山形県の主力品種として西洋梨の生産量の 6 割以上を占めます。
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基本情報
- 系統・区分
- 西洋梨・追熟型
- 熟期
- 10 月中旬〜下旬
- 育てやすさ
- ★★★☆☆(5 段階で 3)
自家不和合性で受粉樹推奨。中果で追熟必須、香りと滑らかな肉質。黒星病等は防除前提。
概要説明
ラ・フランスは 1864 年にフランスのクロード・ブランシェが発見した西洋梨で、日本には明治時代に導入され、山形県の主力品種として西洋梨の生産量の 6 割以上を占めます。果重は 250〜300 グラム、果皮は緑色から黄緑色でゴツゴツした見た目、果肉は追熟すると白くとろけるように柔らかくなり、果汁が非常に多く、糖度は 14〜15 度、酸味がほどよくあり芳香が強い「果物の貴婦人」。収穫は 10 月中旬から下旬で、収穫直後は硬く食べられません。2〜3 週間の追熟でヘタの周りが柔らかくなり、香りが出たら食べ頃。自家不和合性のため、バートレットやル レクチェなど別品種の西洋梨を受粉樹に植えるか人工授粉が必要。樹勢は強く大木になるため、家庭では棚仕立てか主幹形で高さを抑えます。原産地では栽培が途絶え、日本が世界最大の産地。実がなるまで 5〜6 年かかります。
ラ・フランスの特徴
- 1864 年フランス発見、山形県の主力西洋梨
- 果重 250〜300 グラム、糖度 14〜15 度
- 追熟でとろける果肉と強い芳香
- 10 月中旬〜下旬に収穫し 2〜3 週間追熟
- 自家不和合性で西洋梨の受粉樹が必要
- 実がなるまで 5〜6 年かかる
向いている使い方
- 追熟して生のまま食べる
- タルト・コンポート加工
- 棚仕立ての庭植え
- 贈答用の西洋梨
なしの他の品種と比べる
空欄は記録が無い項目です。耐病性の空欄は「弱い」という意味ではありません。品種名を押すとその品種のページに移ります。
| 品種 | 熟期 | 収穫まで | 種類 | 耐病性 | 種苗会社 |
|---|---|---|---|---|---|
| ラ・フランス このページ | 10 月中旬〜下旬 | — | — | — | — |
| 愛甘水 | 8 月上旬〜中旬 | — | — | — | — |
| あきづき | 9 月中旬〜下旬 | — | — | — | — |
| 秋栄 | 9 月上旬〜中旬 | — | — | — | — |
| 秋麗 | 8 月下旬〜9 月上旬 | — | — | — | — |
| あたご | 11 月中旬〜下旬 | — | — | — | — |
| 甘太 | 10 月上旬〜中旬 | — | — | — | — |
| 王秋 | 10月下旬〜11月上旬 | — | — | — | — |
| 晩三吉 | 11 月上旬〜中旬 | — | — | — | — |
| かおり | 9 月下旬〜10 月上旬 | — | — | — | — |
| 菊水 | 9 月上旬〜中旬 | — | — | — | — |
| 幸水 | 8 月中旬〜下旬 | — | — | — | — |
| 秀玉 | 8 月中旬〜下旬 | — | — | — | — |
「ラ・フランス」でよくある質問
なし「ラ・フランス」はどんな品種?
ラ・フランスは 1864 年にフランスのクロード・ブランシェが発見した西洋梨で、日本には明治時代に導入され、山形県の主力品種として西洋梨の生産量の 6 割以上を占めます。果重は 250〜300 グラム、果皮は緑色から黄緑色でゴツゴツした見た目、果肉は追熟すると白くとろけるように柔らかくなり、果汁が非常に多く、糖度は 14〜15 度、酸味がほどよくあり芳香が強い「果物の貴婦人」。
なし「ラ・フランス」の収穫までの日数・熟期は?
熟期は10 月中旬〜下旬です。種まき・植え付けの時期は作物共通なので、なしの育て方のページで確かめてください。
なしの他の品種との違いは?
ラ・フランスは10 月中旬〜下旬。同じなしには 愛甘水 (8 月上旬〜中旬)、あきづき (9 月中旬〜下旬)、秋栄 (9 月上旬〜中旬) など 12 品種 があります。熟期・収穫までの日数・耐病性を比較表で並べています。
なし「ラ・フランス」はどんな使い方に向く?
追熟して生のまま食べる、タルト・コンポート加工、棚仕立ての庭植え、贈答用の西洋梨に向きます。
なしの育て方を項目ごとに読む
栽培カレンダー・作業のタイミング・病害虫は品種に関わらず共通です。まとめはなしの育て方に、項目ごとの解説は次のページにあります。
- なしの苗選びと植え付け — なしは一本では実がつかず、品種同士の相性もあります。二本の組み合わせと仕立て方を決めてから苗を買います。
- なしの剪定と誘引 — なしは枝を水平に近づけるほど実がつく果樹です。冬の剪定と誘引で枝を寝かせ、実がつく短い枝を育てます。
- なしの受粉と摘果 — なしは受粉樹があっても虫が少ないと実がつきません。人工授粉で確実にし、摘果と袋かけで大きくきれいな実に育てます。
- なしの月別の作業 — なしは四月の受粉から九月の収穫まで作業が途切れません。月ごとの作業を表で確かめて、時期を逃さないようにします。
- なしの病害虫と障害 — なしは葉と実に黒い斑点が出る黒星病と、近くのビャクシンからうつる赤星病が代表的です。症状の場所で原因を見分けて対処します。
- なしの収穫と保存 — なしは木で熟してから採る果物で、追熟しません。軸の周りの色と実の音で採り頃を判断し、冷蔵で保存します。
なしの道具と資材の選び方
品種に関わらず使う道具と資材を、比べて選ぶための記事です。
- 果樹の剪定ばさみの選び方。バイパス式で、全長は手に合わせて180mmか200mm — 冬剪定の前に。バイパス式と全長の選び方
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この品種を記録すると
アプリで作物に「なし」、品種に「ラ・フランス」と入れて記録を始めると、定植日からの経過日数と、写真・作業のメモが品種ごとに積み上がります。同じ品種を育てた去年の自分と見比べられるのが、品種を分けて記録するいちばんの利点です。
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