基本情報
- 系統・区分
- 西洋梨・追熟型
- 熟期
- 10 月中旬〜下旬
- 育てやすさ
- ★★☆☆☆(5 段階で 2)
自家不和合性で受粉樹推奨。食味重視の西洋梨、栽培はやや上級向き。
概要説明
コミスは 1849 年にフランスのアンジェで育成されたドワイエンヌ・デュ・コミスの略称で、ヨーロッパでは西洋梨の最高峰と評価される品種です。果重は 250〜300 グラム、果皮は追熟すると緑から黄色に変わり日光が当たった面が赤く染まり、果肉は白くきめ細かくバターのようになめらかで、果汁が多く、糖度は 15〜16 度と高く、酸味が少なく上品な甘さと芳香があります。収穫は 10 月中旬から下旬で、2〜3 週間の追熟で食べ頃。自家不和合性のため受粉樹か人工授粉が必要で、バートレットと相性がよい。樹勢は中程度。弱点は結実が不安定で収量が上がりにくいことと、黒星病に弱いことで、日本での栽培はごくわずか。難度は高いものの、西洋梨の最高の味を自分で育てて味わいたい人が挑戦する価値のある品種です。
コミスの特徴
- 1849 年フランス育成、西洋梨の最高峰
- 果重 250〜300 グラム、糖度 15〜16 度
- バターのようになめらかな果肉
- 10 月中旬〜下旬に収穫し 2〜3 週間追熟
- 結実が不安定で収量が上がりにくい
- 黒星病に弱く防除が必要
向いている使い方
- 追熟して生のまま食べる
- 味を追求する家庭栽培
- 品種コレクション
なしの育て方を項目ごとに読む
栽培カレンダー・作業のタイミング・病害虫は品種に関わらず共通です。まとめはなしの育て方に、項目ごとの解説は次のページにあります。
- なしの苗選びと植え付け — なしは一本では実がつかず、品種同士の相性もあります。二本の組み合わせと仕立て方を決めてから苗を買います。
- なしの剪定と誘引 — なしは枝を水平に近づけるほど実がつく果樹です。冬の剪定と誘引で枝を寝かせ、実がつく短い枝を育てます。
- なしの受粉と摘果 — なしは受粉樹があっても虫が少ないと実がつきません。人工授粉で確実にし、摘果と袋かけで大きくきれいな実に育てます。
- なしの月別の作業 — なしは四月の受粉から九月の収穫まで作業が途切れません。月ごとの作業を表で確かめて、時期を逃さないようにします。
- なしの病害虫と障害 — なしは葉と実に黒い斑点が出る黒星病と、近くのビャクシンからうつる赤星病が代表的です。症状の場所で原因を見分けて対処します。
- なしの収穫と保存 — なしは木で熟してから採る果物で、追熟しません。軸の周りの色と実の音で採り頃を判断し、冷蔵で保存します。
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この品種を記録すると
アプリで作物に「なし」、品種に「コミス」と入れて記録を始めると、定植日からの経過日数と、写真・作業のメモが品種ごとに積み上がります。同じ品種を育てた去年の自分と見比べられるのが、品種を分けて記録するいちばんの利点です。
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