基本情報
- 系統・区分
- 西洋梨・追熟型
- 熟期
- 11 月上旬〜中旬
- 育てやすさ
- ★★☆☆☆(5 段階で 2)
自家不和合性で受粉樹推奨。晩生で貯蔵性あり、追熟管理が重要。
概要説明
パスクラサンは 1845 年にフランスで育成された晩生の西洋梨で、日本には明治時代に導入され、山形県で少量栽培されています。果重は 300〜400 グラム、果皮は追熟すると緑から黄緑色に変わりサビが入り、果肉は白くとろけるように柔らかく、果汁が非常に多く、糖度は 14〜15 度、酸味がほどよくあり濃厚な芳香があります。収穫は 11 月上旬から中旬で、西洋梨の中でもっとも遅い部類。4〜6 週間の長い追熟を経て 12 月から 1 月に食べ頃を迎え、正月向けの西洋梨として珍重されます。自家不和合性のため受粉樹か人工授粉が必要で、ラ・フランスやバートレットと相性がよい。樹勢は強く、家庭では棚仕立てか主幹形で高さを抑えます。追熟の見極めが難しく、早すぎると硬く、遅すぎると芯から傷むため、香りとヘタ周りの柔らかさで判断します。年始に自家製の西洋梨を食べたい家庭に向く品種です。
パスクラサンの特徴
- 1845 年フランス育成の最晩生西洋梨
- 果重 300〜400 グラム、糖度 14〜15 度
- 濃厚な芳香ととろける果肉
- 11 月上旬〜中旬に収穫し 4〜6 週間追熟
- 12〜1 月に食べ頃で正月向き
- 追熟の見極めが難しい
向いている使い方
- 追熟して生のまま食べる
- 正月向けの西洋梨
- タルト・コンポート加工
なしの育て方を項目ごとに読む
栽培カレンダー・作業のタイミング・病害虫は品種に関わらず共通です。まとめはなしの育て方に、項目ごとの解説は次のページにあります。
- なしの苗選びと植え付け — なしは一本では実がつかず、品種同士の相性もあります。二本の組み合わせと仕立て方を決めてから苗を買います。
- なしの剪定と誘引 — なしは枝を水平に近づけるほど実がつく果樹です。冬の剪定と誘引で枝を寝かせ、実がつく短い枝を育てます。
- なしの受粉と摘果 — なしは受粉樹があっても虫が少ないと実がつきません。人工授粉で確実にし、摘果と袋かけで大きくきれいな実に育てます。
- なしの月別の作業 — なしは四月の受粉から九月の収穫まで作業が途切れません。月ごとの作業を表で確かめて、時期を逃さないようにします。
- なしの病害虫と障害 — なしは葉と実に黒い斑点が出る黒星病と、近くのビャクシンからうつる赤星病が代表的です。症状の場所で原因を見分けて対処します。
- なしの収穫と保存 — なしは木で熟してから採る果物で、追熟しません。軸の周りの色と実の音で採り頃を判断し、冷蔵で保存します。
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この品種を記録すると
アプリで作物に「なし」、品種に「パスクラサン」と入れて記録を始めると、定植日からの経過日数と、写真・作業のメモが品種ごとに積み上がります。同じ品種を育てた去年の自分と見比べられるのが、品種を分けて記録するいちばんの利点です。
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