基本情報
- 系統・区分
- 粉質・定番
- 熟期
- 早生
- 収穫までの日数
- 約 95 日
- 育てやすさ
- ★★★★★(5 段階で 5)
栄養繁殖の種いも。中〜大玉、粉質でホクホク、煮崩れしやすくコロッケ・粉ふき向き。疫病・そうか病には注意。
概要説明
明治41年に函館の川田龍吉男爵がアメリカから導入した品種で、100年以上にわたり日本のじゃがいもの代名詞であり続けているのが男爵薯(だんしゃくいも)です。いもは丸くごつごつして芽(くぼみ)が深く、皮は淡い黄褐色、肉は白色です。肉質は粉質でほくほくと崩れ、蒸してバターをのせたり、粉ふきいもやコロッケ、マッシュポテトにしたりと、崩す料理で真価を発揮します。反面、煮物では煮崩れしやすく、芽が深いので皮むきに手間がかかります。早生で植え付けから90〜100日で収穫でき、春作では3月に植えて6月に穫ります。冷涼な気候を好み、北海道が主産地ですが、本州の春作でも問題なく育ちます。休眠が長いので貯蔵性は高く、秋作には向きません。そうか病と疫病に注意し、緑化を防ぐため土寄せをしっかり行います。家庭菜園で最初に作る品種として今も定番です。
男爵薯の特徴
- 明治41年導入の日本のじゃがいもの代名詞
- 丸くごつごつして芽が深い白肉
- 粉質でほくほくと崩れる
- 煮物では煮崩れしやすい
- 早生で植え付けから90〜100日
- 休眠が長く貯蔵性が高い
向いている使い方
- 粉ふきいもやマッシュポテト
- コロッケ
- 蒸してバターをのせる
- ポテトサラダ
じゃがいもの育て方を項目ごとに読む
栽培カレンダー・作業のタイミング・病害虫は品種に関わらず共通です。まとめはじゃがいもの育て方に、項目ごとの解説は次のページにあります。
- じゃがいもの種いもの準備 — 食用いもを使わない理由から、切る向きと切り口の乾かし方まで、植え付け前の三週間で決まる部分をまとめます。
- じゃがいもの植え付け・畝立て — 地温で決まる適期、石灰を入れない土づくり、深さと株間の考え方を、収穫までの逆算で説明します。
- じゃがいもの芽かき・土寄せ — 芽を二本に絞る意味と、二回の土寄せで緑化を防ぐ設計を、時期の目安つきで解説します。
- じゃがいもの月別の作業 — 春作と秋作それぞれの月ごとの作業と、その月に迷いやすい判断の基準を一覧にしました。
- じゃがいもの病害虫と緑化 — どの時期に何を警戒するかを整理し、そうか病と緑化という二つの厄介な問題の予防を設計します。
- じゃがいもの収穫と貯蔵 — 茎葉の枯れ具合で収穫日を決め、洗わず光を遮って貯蔵するまでの手順と理由をまとめます。
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この品種を記録すると
アプリで作物に「じゃがいも」、品種に「男爵薯」と入れて記録を始めると、定植日からの経過日数と、写真・作業のメモが品種ごとに積み上がります。同じ品種を育てた去年の自分と見比べられるのが、品種を分けて記録するいちばんの利点です。
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