基本情報
- 系統・区分
- 病害抵抗性・多収
- 生産者
- 農研機構
- 熟期
- 中生
- 収穫までの日数
- 約 100 日
- 育てやすさ
- ★★★★★(5 段階で 5)
栄養繁殖の種いも。病害虫に強く多収とされる家庭菜園向き品種。
概要説明
疫病とそうか病とジャガイモシストセンチュウの3つに抵抗性を持つことから名付けられた品種がさんじゅう丸(さんじゅうまる)で、平成25年に長崎県の農業試験場が育成しました。いもは丸く大きく、皮は淡い黄褐色、肉は淡い黄色です。肉質はやや粘質で煮崩れしにくく、味はあっさりして癖がなく、煮物やカレーに向きます。暖地の春作と秋作の両方で作れ、休眠が短いので春に穫ったいもを秋作の種いもに使えます。中生で植え付けから95〜105日、大玉になりやすく収量が多いです。じゃがいもで最も困る疫病とそうか病に強いため、農薬を減らしたい家庭菜園や、連作で病気が出やすくなった畑で頼りになります。抵抗性があるといっても無病ではないので、連作は避けて水はけをよくします。貯蔵性はニシユタカと同程度で冬までが目安です。関東以西の家庭菜園でニシユタカの代わりに使える病気に強い品種です。
さんじゅう丸の特徴
- 疫病とそうか病とシストセンチュウの3つに抵抗性
- やや粘質で煮崩れしにくい
- 暖地の春作と秋作の両方で作れる
- 休眠が短く春のいもを秋の種いもにできる
- 中生で植え付けから95〜105日
- 大玉になりやすく収量が多い
向いている使い方
- 煮物やカレー
- 農薬を減らしたい家庭菜園
- 秋作にも使える
じゃがいもの育て方を項目ごとに読む
栽培カレンダー・作業のタイミング・病害虫は品種に関わらず共通です。まとめはじゃがいもの育て方に、項目ごとの解説は次のページにあります。
- じゃがいもの種いもの準備 — 食用いもを使わない理由から、切る向きと切り口の乾かし方まで、植え付け前の三週間で決まる部分をまとめます。
- じゃがいもの植え付け・畝立て — 地温で決まる適期、石灰を入れない土づくり、深さと株間の考え方を、収穫までの逆算で説明します。
- じゃがいもの芽かき・土寄せ — 芽を二本に絞る意味と、二回の土寄せで緑化を防ぐ設計を、時期の目安つきで解説します。
- じゃがいもの月別の作業 — 春作と秋作それぞれの月ごとの作業と、その月に迷いやすい判断の基準を一覧にしました。
- じゃがいもの病害虫と緑化 — どの時期に何を警戒するかを整理し、そうか病と緑化という二つの厄介な問題の予防を設計します。
- じゃがいもの収穫と貯蔵 — 茎葉の枯れ具合で収穫日を決め、洗わず光を遮って貯蔵するまでの手順と理由をまとめます。
「さんじゅう丸」の種を買う
¥820
他のお店でも探す「じゃがいも さんじゅう丸 種」
この品種を記録すると
アプリで作物に「じゃがいも」、品種に「さんじゅう丸」と入れて記録を始めると、定植日からの経過日数と、写真・作業のメモが品種ごとに積み上がります。同じ品種を育てた去年の自分と見比べられるのが、品種を分けて記録するいちばんの利点です。
iPhone 対応(Android 版は準備中)。無料で使えます。